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2016年08月04日13:55

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手やお尻がはまる感じを味わってほしいな

■ 手やお尻がはまる感じを味わってほしいな

バイクのポジションを、体格や体力、走る距離などの走るフィールドに合わせて、ライダーがクランクを回しやすく、踏み込んでパワーを発揮できて、快適に走れるポジションに設定します。それをフィッティングといいます。

フィッティングの要素は、ペダル軸の中心んお位置を前後にずらして、脚の筋肉への負担を軽減できるクリートの前後位置。左右の足の開き、Qファクターを狭くしたり広くして、ケイデンスに関係する内外の位置。

そして、ビンディングペダルは足を固定してからも動かせる構造になっていますが、クリートの取り付け角度は、キャッチはもちろんの事、リリースのスムーズさにも関係する重要な要素で、足を動かせるから適当に固定すればいいというのは間違いです。

足を動かせるのをフローティング状態といいます。足の向きと違う小さなズレで、キャッチメカニズムの小さなバネの力が働き、クリートのセンターをペダルのセンターへ向けて、ペダリング中にわずかに力が働きます。

それが1日走っていれば2万回近くかかります。わずかなズレで小さな力ですが、膝関節などに違和感や痛みが発生する原因になります。クリートの取り付け角度のズレは本当に重要で、足踏みや実際のペダリングを観察して、修正する必要があります。

自然な足の向きでクランクを踏み下ろし、膝関節周りへの負担を軽減できるクリートの通り付け角度の調整を行います。脚の伸び具合でペダリングに関わるサドルの高さ。踏めて回せる腰の位置をサポートするサドルの前後位置。尿道や座骨の圧迫に関係するサドルの取り付け角度がサドルの調整の要素です。

ステムはコラムに固定する高さと、突き出し部の長さと角度が選べます。ドロップバーは取り付け角度が調整できます。さらにブラケットの位置の調整があります。腰の柔軟性、空気抵抗の軽減重視の低い設定、心肺機能や筋力、サドルの上の面との落差は決まります。

ブラケットを握ったとき、上半身と真っ直ぐに伸ばした腕が作る方の角度が90度前後になるのがコンフォート、ややレーシングなのが90度から110度、レーシングは100度から120度になるブラケットの遠さになります。

サドルとステムの突き出し部分との落差は、コンフォートなら0mmから30mmくらい、体格の小さいライダーならややレーシングで30mmから60mmです。より体重をかけてクランクを踏み込みたいレーシングの場合は50mmから100mmの落差になります。

慎重が175cm以上の体格の大きいライダーの場合は、150mmから180mmの落差のライダーもいます。上半身の重さを利用してクランクを踏み込んでペダリングしやすいし、時速40kmから60kmで走ると905のパワーを空気抵抗に消費するので、空気抵抗の軽減を実現売るためにも、落差が大きい方が上半身を水平に保て走れます。

クリート、サドル、ステム、ハンドル、ブラケットのポジションの中で、ライダーにぴったりの位置が出ているとはまるという現象を体験できます。ここしかないというピンポイントのポジションです。

例えばサドルの位置、ダンシングしてすっと腰を下ろしたとき、ぴたっと腰の位置がはまって、そのまま腰の位置を移動することなく、力強く踏み込む事ができます。

そして、ブラケットの位置も、握った手に負担なく、引けて押せる位置が出ていて、はまる事があります。そういう体験をさせてあげたいですね。きっとそういう位置がフィッティングで見つかります。

そうなるとワクワクして走りたくなりますし、痛くなったり、ストレスが集中する事もないので、自信を持って走る事ができるようになります。もうその設定を崩したく無くなります。ハンドル交換なんか元の位置にブラケットを戻せるか分からないので、躊躇しちゃいますよ。

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