まだ7月半ば…ということで、例年、もうちょっとは梅雨っぽい天気
なんだろうと思われますが、このひとにしてみれば、おそらくは、この日・7月9日が”梅雨明け
”だったはず。
ということで、当日記随一?の癒し系お姉さま、立石純子さんのバースデーワンマンであります
。まず、ここからして上品な雰囲気がありますよね。
場所はというと、高円寺の駅からほど近い、こちらのホール「座・高円寺」。
このうちの小ホールに相当する”2”が会場ですが、なにしろ演劇向けのホール。この場所自体も見るからに上品です。エントランスは、このように吹き抜け。
会場自体は地下ですが、逆に、2階へ上がると絵本カフェ
がありましたので、筆者も、そこで少々休憩をば…。
このカフェ自体も、日によってはライブ会場になるようで、グランドピアノが鎮座していました。ごくごく普通のアイスカフェラテが、カウンターを背景に、ちょっとおしゃれにみえますね。持参した本を読みつつ、優雅に時間調整…。
そうこうするうちに、開場時間を迎えると、整然とした入場列が、何重にも折り返してのびています。この日、約250の座席はほぼいっぱい。演劇用ということで、このように緞帳がかかったステージを前に、幾分かの熱気すら感じます。
さて、ほぼ定時のオープニングは影絵から
。純子さんが生まれてからのひととなり…というか、お名前のとおり純粋なかたというか、そういった背景を想像させるストーリー。いい歳したオッサンが泣けてくる…というと大げさですが、このあとに展開されるステージが、キラキラしたものであろうことを予感させてくれます
。
そして、その影絵の雰囲気のとおり、白いドレスのお姿で純子さんが登場。
(以下、終演後にこのようにセットリストが公開されていましたので、その場ですぐに出てこなかった曲でも、必要に応じてその表現に従います)
今回、総勢7名のサポートがつく豪華なステージですが、その最初は、お一人での弾き語り。影絵のあとのこの姿、ホールの雰囲気も相まって、きれいというより、むしろ厳か…。なんだか神聖な空間に入ったかのようであります
。
やがて、サポート陣のうち、3人が登場して、引き続き弾き語りのステージ。
まだ仮題の「ありがとう」。そして「hug」→「Yubisaki」と続く最初の3曲を一気に唄われたところで、最初のご挨拶。
しゃべると、これもいかにもこのひとらしいというか(笑)、少々噛んでたり、もうちょいおっちょこちょい(スンマセン…)だったりしますが、それもまた演出と思わせるくらい、場内をあったかくしていきます。もともと癒し系…なひとではありますが、一段とそう感じられるわけで
。
前半は、このあと「message」→「もう一度」で締めくくり。サポートが、ピアノの小川さんに変わると、これまた笑いを取っていかれます
。いや、純子さんがではなく、小川さんが…ですよ(笑)。こんなふうに、純子さんの、周りを穏やかにしていく力を、改めて実感した次第
。
お色直しのあと、後半はもう少し夏らしい衣装になっています。これが、なんとご本人の曲にもある「マーメイド」がモチーフの柄だそうで。実際は少々(焦)だったらしいですが、やっぱり、ピュアに頑張るひとのもとには、奇跡が起きるんですね
。
ハイテンション系の曲に「素直なままで」(これは、アンコールで演奏されていましたが)があるせいか、意外にも…という感じでしたが、これまでタオル回し付きの曲はちゃんとはなかったらしく、今回の新譜で加えられたのが、「Jump!!」。ご本人のご挨拶としてのお約束である「ハイタッチ」をデザインしたタオルを振り回していきます。続いて「Clover」。どちらも、「さようなら」=「再会の約束」と定義した、やはり純子さんらしい曲。ワンマンだけあって、一段と笑顔がはじけています
。
そして、本編の〆は、新譜のタイトル曲「Altair」、そして「あまのじゃく」。こちらは、丁寧にしっとりと唄いあげる、愛の歌。再び、サポート陣は徐々に少なくなり、最後の「あまのじゃく」は、お一人での弾き語りに。周りも一緒にという雰囲気から変わって、自らのことばで伝えていくメッセージは、締めを飾るのにふさわしいものでした
。
再度のお色直しで、こんどはTシャツ姿
(これにも「ハイタッチ」のロゴが入っています)で登場されると、アンコール。furaniさんのサポートピアノにのせて、新譜の中にもある「桜涙」。そしてこのステージで初めて、サポート陣7人全員がステージ上にそろって「素直なままで」。ここでも、自らのことばで伝える曲と、周りも穏やかに楽しくしていく曲の組み合わせ。このあたりのセレクトも、聴きごたえのあるワンマンでありました
。
その雰囲気は、終わってからも続くわけで。
純子さんご本人が、聴衆とハイタッチ
でご挨拶をされている傍らでは、サポート陣も、自らが歌っていたりする方が大半ですので、こちらも大賑わい。筆者としてはかなり久しぶりの、ぱなえさんにようやく遭遇し、日頃のご無沙汰をお詫びしてきました^^ゞ。
いっしょうけんめいなところも、おっちょこちょい(失礼…)なところも、とっても癒されるところも、ぜ〜んぶひっくるめて純子さんらしいところ満載のワンマンステージ
。
ほんとは、こんなに書かずに、最後の一文だけでわかってほしいなぁ…というのが、筆者の本音。それだけ充実した大舞台でした
。
あ、忘れてた!お誕生日
、おめでとうございました^^。この一年もいいことたくさんありますように
。
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