mixiユーザー(id:13333098)

2016年06月27日11:36

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「貞子vs伽椰子」を観ました

結構前から、劇場などでこの映画のポスターとか見て「あ〜あ」と思っていました。
Jホラーの完全なる終焉・・・。
確かに最近は貞子が始球式に出たりとか、完全にゆるキャラ化していますし、もう真面目に観るやつなんていないだろ、という諦め感が漂っていました。
じゃあ、もう最後に一発悪ふざけをして、盛大に散ろうじゃないか・・・。
そんなマイナスイメージしか感じなかったのです。

たまたま誘われたので行きましたが、正直まともな映画なんて無理じゃないかと思っていました。
ところが!
これがかなり面白かったので驚きです。

前半はリングと呪怨のおさらいといった感じですが、ちゃんとホラー映画として面白く出来ています。
特に呪怨側のエピソードは容赦ない感じでなかなかパワフル。
俊夫君は出る度にやっぱり笑っちゃいますが・・・。
リングの方も設定が変えられて、例の方法では助からなくなってます。

これがどうつながるのか、という部分は、もうこれは力技です。
漫画的なキャラ(メクラの少女を連れたイケメン最強霊媒師)が思いつく画期的なアイデア。
「バケモノにはバケモノをぶつけるんだよ!」には、この人は霊媒師じゃなくて映画関係者にしか見えませんでした。

後半はこんなノリでお祭り映画感が高まります。
がんばれ貞子、まけるな伽椰子!
まあ、オチの付け方はどうなの、という意見があるのも分かりますが、対決もの映画はだいたいこんな感じだし、クライマックスならではの巨大化け物も登場したりして、良かったと思いますね。
ヒロインの山本美月と玉城ティナもイイし、この内容でここまで面白くて、他に何が必要なの、と思います。
邦画にありがちな、いかにもコメディでござい、という寒い演技を繰り返す自称個性派役者も出てこないし。

とにかく、しばらく観ていないリングをもう一度観たくなりました。
続けるの困難な展開かもですが、次は森田剛を交えた日本三大モンスター対決が観たいです!
(次回に続く)


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