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2016年06月19日23:01

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ヒビノキ474(6月5日〜6月18日までの1週間/週後半)

6月12日〜6月18日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2016/6/16/Thursday
 九州(福岡)出身の上司が九州醤油(甘い)を「邪道」と言い、
 生れも育ちも上野の新人の子が「九州醤油おいしい!」と言う、
 このもやもや感(笑)

『クロムクロ』 第11話 「闇に臥したる真」
http://kuromukuro.com/
小春のおにぎり脅威のテクノロジー。
拉致した由希奈を人質に富山基地の地下をめざすフスナーニ。
一方、自動操縦で基地を襲撃したロングアームへ、GAUS2体が応戦。
そんななかで剣之介は由希奈の救出へ向い……。
なるほど。エフィドルグのねらう枢(くるる)石は、基地の地下に存在。
前回、冒頭で発掘の描写があったやつか。
まあ、剣之介が由希奈を救い出す展開は予定調和。
今回は何気に伏線を一杯まいたな。
フスナーニによれば、
いわゆる”鬼“と呼ぶジオフレームを起動可能な存在はエフィドルグのみ。
どうやらクロムクロ(グロングル)は旧式仕様の模様。起動に2人が必要。
ゆえ雪姫は、過去、剣之介と契約を行い、一緒に搭乗した。
まあ、操縦する2人の一方はエフィドルグでなくてもいいんでしょう。
でも、だとするなら雪姫は“あちらの存在”ってことになるよね。
またフスナー二がいわく、剣之介の記憶は改竄されている。
この記憶改善は、以前、由希奈がうけた記憶喪失の描写とつながるな。
おそらく過去と現在の関係で、
パラドックス等々、本作はびっくりするようなしかけを用意してるんでしょうね。

『ネトゲの嫁は女の子じゃないと思った?』 第11話 「他人任せで勝てると思った?」
http://netogenoyome.com/
ガチ勢(ヘビーユーザー)とエンジョイ勢(ライトユーザー)――。
自分はオンゲーにおいて、ややガチ勢ですけど、
ビジネスとロングテールの保持において重要な一派はエンジョイ勢なんです。
この事実は不動です。ガチ勢を重視しはじめ、
エンジョイ勢がプレイしなくなったゲームは一気に過疎化する。
そういう作品を過去も最近もよく見てきました。
今回の話はわかりやすい展開。マスター(杏)が攻城戦の協力を頼む、
傭兵団「ヴァレンシュタイン」はガチ勢。
一方、「アレイキャッツ」はエンジェイ勢。水と油。
その「ヴァレンシュタイン」のバッツは、一度、
「アレイキャッツ」の攻城戦へ協力し、そのあと裏切り、城を奪う。
まあ、PVPを実装している作品ならままありがちですけど、
正直、バッツの行動の意味がわからん。
オンゲーの裏切りって単純なところではたのしい。
でも、そのショックでイヤになっちゃうヒトもいるからなあ。
いずれにしろ英騎をはじめ「アレイキャッツ」の面々は、
ふたたび城を取り戻すため各所へ協力を頼む。この事態にアコもがんばる。
彼女の「努力して後悔する」っていう台詞は、後向きだけど、前向きでいいな。

『甲鉄城のカバネリ』 第10話 「攻め上ぐ弱者」
http://kabaneri.com/
どうしてやさしいデブはしんでしまうん?
正体をあらわした美馬によって捕虜となってしまった生駒たち。
カバネの血の供給源となった彼等は反抗作戦を開始。
だが、美馬は反抗作戦を察知しており……。
この作品の1話の感想をやったときに、ゾンビもののの伸び代は、
「人間の交流や衝突」「生存」くらいしかない、と、しめしました。
……で、カバネリは、そのゾンビがメインを捨て、
「人間の交流や衝突」を選択したわけです。
ですからゾンビものの文法としては真っ当だ。
でも残念だけれど、その選択は見ている人が希望したものではなかった。
原因は、しょせん狂人だけであって、倒されるべき敵、
深みのない薄っぺらい美馬のキャラクターかも。
とにかく、そのキャラクターに物語の都合と構造が露骨に臭う。
やっぱり美馬の野望や鬱屈を早くしめした方がよかったよね。
片腕と逞生を失い、意思をうばわれた無名へと刺され、早城から転落する生駒。
おそらく来週、生駒を、来栖が拾い合流。美馬を倒し、なんとかまとまりそう。
もう、フジ深夜テレビアニメは冬季まで予定が決定しているので、
そういう意味でも分割の2期はないでしょうね。あっても劇場映画くらいかしら?

■2016/6/17/Friday
 この暑さは、現在が6月ではなく7月か8月でも驚かん。

『うしおととら』 第38話 「最終局面」
http://ushitora.tv/
「今、オレ達は...太陽と一緒に戦っている!」
まあ、最後ですしね。原作の感動の場面がつるべ打ちですわ。
とはいえ、この場面を自分は原作読者ゆえ補完している。
ですので、アニメ視聴者が感動しているのか疑問ではある。
ハクメンを結界へとふたたび追い込み、
いよいよ引導を渡すヒトと妖怪の連合。
東西妖怪、自衛隊、法力僧、麻子の両親や市井の人々。
うしおととらの必至の抵抗が、協力と鼓舞を呼び、
ハクメンへの恐怖は急速にうすらいでいく。
ハクメンは、その原因たる、うしおととらを抹殺しようと、
自身の肉体が砕き、毒霧へと変えて……。
生者はおろか、死者たち――“鬼”と化す父親と墜落事故で死亡した父親――が、
娘の危機へ現れハクメンの配下をくだく。それらは字伏も一緒。
結局のところハクメンの正体とは、字伏の究極存在。
獣の槍の使い手の憎悪が字伏となって、いずれは字伏がハクメンと化す。
では、どうしてとらは石にもならず、ハクメンにもならないのか?
理由は、この妖怪がうしおと出会い、いろいろなものをうしおから食ったから。
来週は「その食った」の意味が結実する最後か――。

『迷家-マヨイガ-』 第11話 「バスに乗れば唄心」
http://www.mayoiga.tv/
幼女は天使。前回、神山から納鳴 = トラウマの具現たるナナキの真実を聞く光宗。
同時に真咲とミステリーツアーメンバーの危機を知る彼。
光宗は真咲とメンバーを救い出すため、ふたたび納鳴へ向う。
一方、ラスボスの正体をあらわした、こはるんは傷心の颯人を煽り、
ナナキを巨大に成長させ……。
なるほど。真咲のナナキはレイジで、真咲はレイジを人間と思い込む。
レイジは故人なのかな? それはおいておいて、
彼女が過去に納鳴へ入村したときからレイジはいなかった。
真咲はずっとナナキ = レイジを見続けていた、と。
ナナキの正体というか、この納鳴って場所のシステムを開示したいま、
もはやのこされたナゾは、こはるんの目的くらいかな?
おそらく真咲は光宗たる勇敢な白馬の王子の登場で、
レイジのトラウマと向き合い、
受け入れ、自身を補完するでしょうし。
さて、こはるんは、どうしてナナキを成長させてるんだろうか?
美影やらぶぽんは、どうかわかりませんが、
最後は、ほとんどのメンバーが無事に村を出る。
……で、そのあと、まただれかが納鳴に……って展開で終了しそうな予感。

■2016/6/18/Saturday
 『マネーモンスター』――。

 75年の『狼たちの午後』にそっくりとはいわんけれど、
 たしかに構図はにてる。クオンツのアルゴリズムによって、
 人間以外の分析が巨額の金を稼ぐ現在。その取引の裏に人間の醜態が潜む。
 人間としてはほめられない役所のジョージ・クルー二がディレクターの、
 ジュリア・ロバーツと金融の醜態を暴く。社会正義に富む。けれども最後が弱い。

『ハイスクール・フリート(はいふり)』 第11話 「大鑑巨砲でピンチ!」
http://www.hai-furi.com/
前回の予想が(ほぼ)的中。最後にふさわしいベタ展開ではある。
でも、もうちょっと艦長(明乃)の懊悩は早く消化しておくべきだったかも。
あと、武蔵艦橋の、もかちゃんの籠城と武蔵の異変は蛇足だよなあ。
やるんならば、こっちも途中に消化しておくべき。
外洋へと向かう武蔵を救出するためブルマーはパーシアス作戦を発動。
そのパーシアス作戦の随伴に晴風も参加する。
だが、武蔵は突然進路変更。そのまま浦賀水道をめざし、東京都心へせまる。
戦力を分散され、武蔵を迎撃可能なブルマーは一部のみ。
そのブルマーが危機へとおちいるなか、艦長(明乃)は決断へ迷い……。
命令無視は、もういいよな。この命令無視で、
恩情を汲み取ることができない司令部なら下士官の信頼は獲得できまい。
当たり前だか、戦艦と駆逐が戦闘をすれば被害は必死。
明乃の逡巡も理解はできる。
その逡巡を「周囲が引き受ける」展開も王道。
ただ、今回一話でこれを処理しちゃう方針は乱暴かも。
「はいふり」は明乃の成長物語としては妥当なんだけれど、
彼女が周囲の信頼を獲得するさい、
周囲から彼女へ関る要素(描写)が不足してるのかもなあ。
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