ハワイの生活情報雑誌「Lighthouse Hawaii」掲載イラスト
https://lighthouse-hawaii.com/
「風の中のマリア」
オオスズメバチの社会を擬人化し働き蜂の一生を描いた話。幼虫のための食料獲得に戦い、他の蜂の巣を虐殺し、哲学し迷う。蜂に見えたり人間に見えたり。帝国と呼ぶ蜂達の巣の興亡。残酷だが知られざる雀蜂や蜜蜂の生態がわかりやすく勉強になるし面白い。尤も子供向けではないね。百田尚樹著。動物が主人公なのが同じでも「カエルの楽園」とアプローチは真逆。「マリア」は擬人化してるけど蜂の生態の話。いわばシートンとかファーブル。「カエル」はカエルに例えた人間社会の寓話。いわばイソップ。「マリア」の方が読み物として面白かった。
「作家の収支」
森博嗣著。著者の自作の発行部数、収入、原稿料、その他収入などをそのまま書いている正しく参考書。6千文字は原稿用紙約20枚で一枚は約5千円とか。その他お金の話が具体的で面白い。
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