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2016年04月23日00:02

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2…日本製

連載その3
ご存じ、フェンダー(Fender Musical Instruments Corporation )は、レオ・フェンダーが1946年に創業した楽器メーカーで主にエレクトリック・ギター、アンプの製造を行っている。

フェンダージャパンは1970年代以降、日本で大量に出回ったフェンダーギターの海賊版を駆逐する為、神田商会の仲介の元、アイバニーズやグレコなどの下請け製造をしていた富士弦楽器製造(現フジゲン)とフェンダーの共同子会社のフェンダー・ジャパン株式会社を設立し、本家フェンダーの廉価版シリーズをスクワイア、それよりワンランク上の製品をフェンダー・ジャパンとして販売開始した。

バブル崩壊後、フェンダーメキシコなどの設備投資で大きな負債を抱えていたフジゲンが1997年にフェンダーメキシコ社と共にフェンダー・ジャパン社を売却。完全子会社化したフェンダーはフェンダーメキシコ社のみを残し、フェンダージャパンはスクワイアへと統合され幕を閉じられた。

その後、代理店であり株主でもあった神田商会が1997年中にフェンダーから商標のコピーライセンスの使用許諾を得て、『フェンダー・ジャパン』を自社のプライベートブランドとして再興させた。
フジゲンと神田商会を見分けるポイントはシリアルナンバーであり、フェンダー子会社時代のフジゲン製造のものは「MADE IN JAPAN」、神田商会ブランド以降は木材加工などの製造が外注で組み込みがダイナ楽器のものは「CRAFTED IN JAPAN」、完全にダイナ楽器が製造しているものは「MADE IN JAPAN」表示となっている。
2015年3月20日、同年4月にフェンダーが日本支社のフェンダーミュージック株式会社を立ち上げに伴い、神田商会とのライセンス契約を3月31日をもって終了し、同時に「Fender Japan」ブランドの終了が発表された。

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捨てられた時に付いたのであろう、ボディにはかなり傷があるが、ネックは恐ろしく綺麗である。

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腐ってもFender。
Crafted in Japan S0+5桁の数字のシリアルがあるので、この子はダイナ楽器製2006〜2008年辺りの物らしい。
と、言う事は木部は中国か韓国製なのか?
ナットが欠けてしまっているので、これは差し替えないと。

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雨に当たって発生した赤錆は表面のみなのですぐ落とせるだろう。
拾った時には確か外れてぶら下がっていたジャックカップをどこかへ落としてきてしまった。

純正は金属製のカップだが、一緒にナットや歯付ワッシャもなくなってしまったので、ナットセットかジャックごと買わないといけないかなと、池袋の楽器屋を数軒回ったが、何故かジャックカップはどこにもなかった。

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Netで探したらジャック一体のカップを見つけたので、ポチっとな。
多分中国製だが、こちらの方が頑丈そうである。

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拾ってきた子達を現役復帰させるのが楽しみである。
アコギのパーツは買わなくてもいくらでもストックあるモンねぇ。
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