今日、3月2日は私の父の命日です。
31年前に55歳で亡くなりました。
お墓は市内の高台にある霊園にあります。
昼間、お墓参りに行ってきました。
天気が良く、あたたかで、海がキレイでした。
わが家のお墓は墓石が前面道路に対して45度振れています。
そのため墓石が海の方へ向くようになっています。
道路と墓石の向きを整合させるために階段の付け方に工夫しました。
これは私が学生の時、中国の墓相学や易学を研究して設計したものです。
この霊園の近くに「諏訪梅林」があることを思い出しちょっと訪ねてみました。
梅はそこそこ咲いていました。あたりには梅の甘い香りが漂っていました。
ここは私が保育園児だったころ、よくピクニックできたところです。
今、見るとそれほど広くないですが、子どものころは大変に広く見えたものです。
この梅林は、
水戸藩第9代藩主、徳川斉昭が天保4年(1833年)に巡村した際、
諏訪川(鮎川)岸に梅を植えるよう命じたのがはじまりです。
偕楽園の造園より約10年早いそうです。
ここの苗木が後の偕楽園に利用されたとも言われています。
斉昭公は梅が好きで、領内各地に梅を栽培させました。
(いま日立市は梅よりも、桜の方が有名ですが…。)
いまごろの水戸偕楽園は観梅客で盛況だと思いますが、
この諏訪梅林は郊外にあるため、平日は閑散としています。
だから、ゆっくりと梅が眺められます。
数人の方が梅の写真を撮っているだけ。
私のそのひとりでした。
日記の冒頭で「海」がよく見えることを書きましたが、
「海」と「梅」ってよく似た漢字ですねw。
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