笑う木

モアナルアガーデンに、歯の抜けたじいちゃんが大口開けて笑ってるような実がなっている木があります。前は、まだまだ実が真っ赤っかで、じいちゃんたちが、みんなでワッハッハ、ワッハッハと笑っているように見えたので、面白くてそのうちスケッチに来ようと思っていたら、今朝はもう実がほとんど茶色になってました。でもまだ笑ってます。





ところで、今の時期の散歩の楽しみは、毎年のことながら海を観察すること。家の前の道路を横切って坂を登ると、そこから海の方角にむかってまっすぐに伸びている道路があります。そこをジョギングして降りる前に、ちょっと立ち止まってサングラスをかけて海を見ていると、遠くからでも、クジラが潮を吹いているとわかる、白い霧のようなものがときどき立ち登ることがあります。数日前は、その霧がしゅーっと真上に吹き上がり、そのそばにもうひとつ、小さい霧がかわいらしくプシュッと吹き上がりました。おもわず手を振りたくなる瞬間。それにしても、海の中の生活ってどんなんだろうな。。。

遠くの空には飛行機がのんびり飛んでいる（ように見える）。それを見るともなく見遣っていると、宮崎駿の映画「風立ちぬ」が思い出されて、頭の中にテーマ音楽のギターが鳴り始めます。ジョギング前の私の憩いのひと時です。