さて2月に入ってから「臨在」サイトの更新・新設・リニューアル作業としては、2つばかり仕上げた。
一つは「ラマナ関連書籍」の朗読サイトの紹介である。
動画投稿サイト「YOUTUBE」に、「私は誰か?」他のラマナ関連書籍の内容を朗読した動画が掲載されているのですなあ!!。
目から文字として頭に入って来るお馴染みのフレーズも、「耳から言葉としてもたらされる」・・・という体験は新鮮な感じがする。
丁寧な朗読と煩くない適切なBGMで構成されていて好感がもてる構成であり、虚心に耳を傾けているだけでラマナの教えのエッセンスに集中していける・・・かもしれないざんすね。↓
そしてもう一つは「Book Depot で購入できる興味深いアイテム」の紹介である。
http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/information/items.htm
これに関しては、ブログ記事の方で先行していくつか紹介したわけだが、それらに更に紹介する品物を追加して構成したのだが、思惑としてはそのブログ記事にちょっと手を加える程度で済むだろう・・と考えていたのだが、案外あれこれと手間がかかって少々ボリュームのあるファイルになってしまった感じだ(笑)
それにしても、先日も書いたようにこの「ラマナ・マハルシの臨在」というホームページを立ち上げてから今年で12周年となったわけだが、今回あれこれとサイト記事を書きながら感じたのは、
「しかしよくもまあ、こんなにも雑多なる情報が頭の中に入っているものだよなあ・・・」
ということなのである。
・・・というわけで?先日の記事の続きである。
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そしてむしろ「情報発信」者として、「ラマナ・マハルシの臨在」サイトを管理運営しているわけなのだが、どこかこう「違和感」というより「隔靴掻痒」的なもどかしさ・・を常々感じている。
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という風に書いたわけだが、これはなかなか変梃な・かなり矛盾した心持ちがあって、要するにさんざっぱら「情報提供」をしておいてこう言うのもひどく本末転倒的なのだが、
頭の中を「情報」でがっちり武装したまま旅に出るな、あれこれの「ご都合主義的」な思惑や期待・希望などから解放された真っ白な空白状態(時にそれはむしろ「絶望的状況」であったりもするが・・)の中にあってこそ、
「これまで思ってもみなかった(既知のレベルを越えた)」ものごとや人物と遭遇することで、その後の人生に多大なる影響を及ぼし、あるいはそれによって「人生を一変させる」ような事態へと発展していく・・・ような濃密かつ新鮮な出会い がもたらされるわけであり、
ラマナ=アルナーチャラの「比類なき臨在と恩寵」もまた然り、それは「不意に訪れる・もたらされる」ものなのだ。
ラマナ=アルナーチャラの比類無き臨在と恩寵をリアルに感得する・・という「ある種の覚醒」は、どれだけ情報を蓄積し操作して「万全に遺漏無く」準備しても、そのような知的営為が直接的な「覚醒」へのトリガーではないのである。
もっともそのような営為が「全く無駄なのか?」・・・というわけでもあるまいと思う、なんというかもし「覚醒」という瞬間が「悟り・解脱・真我実現」の種が「もたらされる」ことなのだとすれば、その種が芽吹くための「土壌を耕す」ということに当たる・・・かもしれない。
だが逆に言えばいくら土壌を耕し続けても、肝心の種がもたらされなければ単なる徒労になってしまう・・・といっても過言ではないのではないか?
以前にも書いたし、たまに話題となることであるが、「覚醒体験」というものは「雷に撃たれる」ようなものだ・・・という譬えがある。
というのは、「こうすれば100%絶対に雷に撃たれる」という方法は存在しないのだが、付帯条件として「2つ以上の対象物がある場合、雷は1ミリでも『高い』方に落ちる」ことは100%確実である(らしい)。
要するにいわゆる「霊性修行」なるものは、雷に撃たれる「確率」を高くするためのもの・・・であって、絶対確実な因果関係にあるわけではない・・・ということである。
実際問題として「臨在」サイト全体というのもかなりの「情報量」で構成されている・・と思うのだが、臨在サイトは情報提供の場であってそれ以上のものではない・・・ということである。
そういう意味では、必然的な物足りなさ?を感じたりもするわけなのだ・・・・何というか、ガイドブック的な情報提供だけではなくて、
「ラマナ=アルナーチャラの比類無き臨在と恩寵をリアルに感得する」
というテーマについても、今後何かしらの可能性にアプローチしたい・・ということを常々思い描いているわけでもある。
「ラマナ・ミーティング」でお会いした方にはそこらへんについて想い当たる節があろうかと思うのだが、私はお話の場になるとその「ラマナ=アルナーチャラの比類無き臨在と恩寵」のリアルさを「熱く語る」ことに没入してしまう・・・わけで、
何だか「ミーティング」というよりは、個人演説会みたいな様相を呈していることだろう(笑・・・従って「ラマナ・ミーティング」は決して「気づきの分かち合い」でもなければ「サットサンガ」でもない)。
そんなわけで、今年の更新・新設・リニューアル作業の中では、
☆かって柳田先生がアピールした「肉体なきグル」や「臨在と恩寵」などのラマナ=アルナーチャラを巡る主要主題について、これまでブログ記事に書いてきた内容を整備編集して、新しいコーナーのもとに再編成する。
これはある意味「理念」中心の論考的展開であるが、「余はいかにしてラマナ信奉者となりしか」の続編を「体験」中心のエピソード的な色彩で展開することによりバランスを整える。
・・・・というのが最大の懸案事項であり、この命題を何とかクリアして次回のアルナーチャラ訪問へ、と考えている次第なのだ・・・・まあ一応7月半ばを目指しているのだが、さあてどうなるかな?
しかしまあ、そんなに気張らなくとも、このサイトはあくまで私の「大いなるお節介」によって管理されている個人サイトなのである。
ラマナアシュラムはもとより、その他いかなる宗教・スピリチュアリティ関係団体とも直接的な関係は無く、なんらの支援も受けていない。
このサイトを管理運営するのにあたり、どこからも報酬は貰えないし(まあ、「アシュラムでご飯を食べさせて貰える」ことに一役買っていることではあろうが・・笑)、逆にプロバイダーに月額500円(税別)を12年間払ってきたわけで、完全にこちらの持ち出しなのである(爆)。
まあ、ある種の「道楽?」とすら言えるのかもしれませんなあ・・・・人間誰しも「好きで好きでたまらない!!」という情熱的思い入れの対象(もちろんそれは「美代ちゃん」もまた然り)については、「とことん『語り尽くしたい!!』という行為に直結するではないか、わははははは・・・・・!!!!!
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