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2016年02月12日12:40

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エクソダス・フォックスキャッチャー・クリーンスキン

「エクソダス 神と王」
死と喪失の話。エジプト災難で可哀相という感想だがいいのかと思ったが。(故)トニー・スコットに捧ぐなので納得したり。兄弟のようなラムセスと主人公は不仲ではなく外的状況で隔絶。神は非情でほぼ悪霊。ラムセスの悲しみを描いてるし主人公も達成感より喪失感が大きい。その分カタルシスは犠牲に。昔テレビで見た「十戒」では王がユル・ブリンナーで憎み対立する敵。その「十戒」と同じくらい自由と勝利とスペクタクルの話にもできただろうが、そう出来なかったんだなと思ったり。死は敵味方どちら側にも等しく悲しいのだと。ただ前半はちと冗長。いっそ前半は仲良しエピいれたほうが盛り上がったかも。災難や奇跡を科学的解釈してるのがリドリー風。だが長子殺しは神の仕業なのがもやっとするが科学的解釈は無理か。エクソダスの意味は「出エジプト記」で実際の出エジプト時のモーセは老人。
ところで「十戒」リメイクされるとか。この作品はそうじゃなかったの?

「フォックスキャッチャー」
富豪が自分のレスリングチームのコーチを殺害した事件が下敷。弟をチームに誘うが欲しいのは兄の方とわかり弟は悩み。弟が兄をコーチに呼ぶと富豪はすることなく母親を亡くして余計病み。実際は弟と兄は同時期にチームにおらず母親はずっと前に死亡。なぜ変えたかと考えるとこの事件でもし三人の男が同時にいたならというifがしたかったかと。母親の存在も富豪はマザコンと示すため。舞台「メアリー・スチュワート」で実際は会わなかった二人を会わせたのと同じく。実録風映画と。兄弟愛と全て持つ兄と富豪の孤独。昔の映画にはよくあった表現だけど富豪は精神的ホモみたいな。ヤバいの行き着く先と。

「クリーンスキン 許されざる敵」
英国諜報部の暗殺者である主人公は自爆テロを防ぐ密命を帯びて調査する。一方時間を遡り普通の若者がテロリストに仕立てられる様が同時進行。若者は彼らのドライさにドン引きしつつも抜け出せない。主人公が容赦なく相手を始末してドライな分泥沼にはまる若者の苦悩が人間的で同情的。裏にある上司の陰謀。テロリストが女王陛下万歳と言うとか意味深。主役のショーン・ビーンは「007 ゴールデンアイ」の006役。「007」とは全く真逆のやりきれない諜報部だなと。上司役のシャーロット・ランプリングはやはり知的美魔女で貫禄ある。


臨時子育て日記
「モンスターストライク」
有名だしなと遅まきながらインストール。早速娘がはじめて面白いと旦那にもインストールさせて家族でモンスト。ゲームとしてはビリヤードなのね。近くの人と出来るから家族でマルチ出来るのがい。ルールに一番詳しいのが娘なので旦那に色々指導してたり。



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