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2016年01月24日22:38

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神様に「掴み捉えられた」瞬間

誰しも「あのときのことは鮮明に覚えている」というような、人生の中でも「特別な瞬間」としての出会い(その対象は何であれ・・)があることだろうが、私にとっては本日1月24日というのはその中でも最大級のエピソードがなんと2つも重なっている?メモリアルデー・・なのである。



まず1つは2004年1月24日に、「ラマナ・マハルシの臨在」サイトが立ち上がり活動を開始したのであった。


この年の8月に私の恩師である柳田侃先生(日本ラマナ協会会長・甲南大学名誉教授)は膵臓ガンにて逝去されたのだが、この1月24日当日は先生がお住まいのある京都から東京まで来られて、関東方面在住のラマナ信奉者たちとのミーティングが行われた最後の回となった。


前年11月にアシュラム滞在から帰国した私は、「臨在サイト」立ち上げを目指して作業を進め(構想自体は数年前から暖めていた)、柳田先生にご覧になっていただくためにも、この日を一応の完成目標期日としていたのである。

かくしてこの時のミーティングにはノートPCを持参して、出来上がったばかりのいくつかのファイルを先生にお見せしたのだが、特に「バガヴァン情報の問題点」のファイルに関しては、先生からのアドヴァイスに沿っていくつかの表現や語句の訂正を行った。

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/bagavan-holder/bagavan01.htm


その時点で出来上がっていたその他いくつかのファイルも概ね先生に目を通していただいて、「まあ、これで良いでしょう」という評価を得たので、この日から「臨在サイト」の一般公開開始!・・・となったのである。



それ以来、アシュラムを中心としたラマナ・アルナーチャラ関連事項の「日本語による総合情報提供窓口」としては、おそらく最大規模というかアシュラム公式サイトの日本語版(福間巌氏が翻訳している)を除けば「唯一の」と評してもさほど過言ではあるまいが・・のサイトとして、

とりわけアルナーチャラ&ラマナアシュラムへ初めて訪問・滞在しよう・・と企画された方には、日本語による旅行ガイドブックがほとんど存在しない現状にあっては(2013年に「地球の歩き方・南インド編」に初めてティルヴァンナマライの紹介記事が掲載された)、まあそれなりにお役に立っている模様である・・・と自画自賛してみようか?(笑)



この臨在サイト立ち上げから今年で12年・・・いつしか私もあれこれとご相談を受けたり、私自身のアシュラム滞在期間中にはアシュラム内外あれこれを御案内したり・・といった「コンサルタント業務?」に従事するようにもなった。



そしてもちろん現在にあっても、これらのサイト管理にしろ現地ご案内にしろ「コンサルタント業務」にしても、依頼者からもアシュラムからも「報酬としての対価」を受け取るというような職業ではない・・・これらはあくまで私の「大いなるお節介」の発露なのであるよ、わははははは・・・・・!!!!!


もっとも「アシュラム食堂で飯を食わせてもらえる」食客・・という身分?に遇せられているのは、そういった「宣伝屋・案内屋」としての働きを幾分なりとも評価して頂いているのであろう。



でまあ、そんな風に私が「宣伝屋・案内屋」的な役割を果たすような成り行きになっていく「そもそもの事の始まり」が、96年1月24日の出来事だったのである。

それは96年に初めてアルナーチャラを訪問した時のことであった・・・その出来事がなかったら、私の人生は随分と違う様相を呈していたに相違ない。


20年前のこの日は滞在最終日であり「これでもうここへは来ることは多分ないだろうなあ・・」と思いつつ、アシュラム敷地内から出て大寺院の近くに投宿していた安宿に戻るために、正門に向かってぶらぶら歩いている時の出来事だった。




アシュラムのオフィス棟前の樹齢数百年というイルパイ樹の元に差し掛かった時、背後から某日本人の方に呼び止められ、話の成り行きで当時アシュラム敷地内の専用住居に定住されていた柳田侃先生にご紹介下さり、先生と初めてお会いすることになったのである。


この時の話の詳細は、「ラマナ・マハルシの臨在」サイトのコンテンツであるエッセイ「余はいかにしてラマナ信奉者となりしか?」の中に書いてあるのだが↓

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/personal-holder/essey03.htm


それから20年経過した現在、自他ともに認める「アルナーチャラの宣伝屋」として「お気楽脳天気!」に生かされ在る・・・のも全てこの日から始まったわけで、


あの日イルパイ樹の元で背後から声をかけられたその時こそが、サットグルであるラマナ=アルナーチャラが(その日本人の方を通して)この私をがっちりと「掴み捉えになられた瞬間」であったのだ!・・・と、これは揺るぎなき確信として鮮明に覚えているわけである。





そして今年の1月24日は「臨在」サイト立ち上げから12年・柳田先生との邂逅から20年・・・とこれまたダブルで節目の時節となったのですなあ・・・かくしてこのメモリアルデーを「天命記念日」と名付けようかと思うわけだが、


さあてダブルでの節目の時節を迎えての感想&抱負はいかに?ということについてはまた後日・・・・に記事を書けたらよいのだが(笑)




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