mixiユーザー(id:9051319)

2015年12月21日23:33

609 view

ヒビノキ448(12月13日〜12月19日までの1週間/週後半)

12月13日〜12月19日までの1週間分の日記です。
基本的に日々の記録+エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日〜土曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日〜水曜日の週前半の日記は先週の土曜日にアップしています。

■2015/12/17/Thursday
 
フォト

 すくなくとも自分はこれのため次世代機(今世代機)を購入したので、
 この時点で完全に損/得なしです。
 ハードはハードを購入するのでなく、やりたいソフトのために購入するのさ。

『ルパン三世』 第12話 「イタリアの夢・後編」
http://lupin-new-season.jp/
すべての人格を転写して、その解読で本人と夢の中で接触する奇書――。
かっけえなあ。1クールの折り返し。
前回、レベッカの愛した男、浦賀 航の本の解読を開始したルパン。
だが、その解読が終了した瞬間、眠りで夢を見ないルパンが夢幻の世界へ迷い込む。
ルパンは夢の世界で浦賀本人と出会い……。
ルパンの夢の設定(「ルパン三世vs複製人間」より)って健在なのかよ。
影人間 = МI6の目的は浦賀の研究。
浦賀は自殺ではなくМI6によって殺害されてしまう。
その自身の研究を浦賀は焼却するようルパンへと依頼した。
以後はルパンとニクスの対決。浦賀の言葉をルパンに聞き、
新たな道を歩むレベッカと、とりあえずは物語を整理した印象。
とはいえレベッカは2クールにも登場しそうですし、
ニクスは焼却途中の浦賀の研究を記憶している。
ですから、1クールの登場人物がこれっきりということはなさそう。
「世界を創る」と語る浦賀の遠大な目的に発展するのか?
1クールの折り返し時点で感想をまとめると、
すくなくとも近年テレスペより、ずいぶん物語はまとまっている。
まあ、テレビアニメって強みはあるけど。

『ヤング ブラック・ジャック』 第12話 「狂騒の季節」
http://www.tbs.co.jp/anime/ybj/
最終回。例の黒いマントをはおり、中の人が大塚明夫になって、
黒男はブラックジャック(BJ)に――。
最後は70年代安保の象徴たる浅間山荘事件がモトネタ。
黒男が羽田闘争のときに治療した女子大生の今上エリ。
治療以後、彼女は黒男へ好意を抱く。
だが、そのエリは群馬で左翼集団の立て籠りに参加。
エリは集団の方針に反対したため制裁をうけて……。
以前、べトナム脱走兵士をかくまった面々が、ふたたび登場。
まあ、左と右に関係なく主義を極限までこじらすと、どっちも“厄介”だよなあ。
黒男は制裁をうけたエリを集団の反対を押し切り手術。だが、警察が突入してくる。
せっかく命をつないだエリは、集団と警察の突入を止め、自身を犠牲に散る。
助けた命が無情に散る。あるいは、本人の傲慢で散る……。
このパータンがBJの伝統。そうして黒男は医療システムと国家へ疑念を抱き、
無免許医、ブラックジャックになった。
最後に黒男とブラックジャックの役名が別々なのがいいな。
まあ、ねらった読者の欲望に忠実でホモホモしかったけれども、
内容自体は“硬派”でおもしろかったです。
ちゃんと医療作品してたよ。その本懐は十分かと。

『すべてがFになる THE PERFECT INSIDER』 第11話 「無色の週末」
http://www.f-noitamina.com/
最終回。キャラクターデザインに好悪はありそうですが、
アニメの出来全体にファンは満足してそう。
いくつか改変しながら(たとえば山根が死亡をしない)、原作をうまく消化している。
最後は、ほぼエピローグ。真賀田研究所の殺人事件が終り、
N大に戻る犀川と萌絵。犀川は、そのN大で生身の四季博士と出会い、
再度、今回の殺人の意味を問う。四季の解答は……。
本作は結局のところ天才と我々凡人、精神と肉体の意味を考察しないと、
“ぼんやり”する。まず、四季にとって死生に意味などない。
彼女は完璧に人格をコピーでき、多重人格の格好で、
己の精神に人の魂を生み出し保存ができる。自分の愛娘のミチルでさえそうで、
四季にとって肉体などは意味がない。同時にそれは他者と他者の関係を棄却でき、
感情も希薄だということ
(なにしろ関係する相手を彼女は自分のなかに“存在”させられるわけだ)。
ゆえ四季は死を想い、肉体を持つ自身のみ孤独。
一方、犀川は四季に近い。だけれど犀川は人格を保存・創造できない。
そのしがらみに生き、人と人の関係がわかる……そんなところかしら?
まあ、作品が表現をしたい最大の部分は“そこ”ですから、
やっぱり、“その”の原作のテイストが好きな人むけかも。

■2015/12/18/Friday
 Windowsのupdateおおすぎ。
 1年に1回(今年は9日)の大規模updateは毎年恒例ですからいいとしても、
 そのあとも細かいものを、ちょこちょこupdateしてくる。
 まあ、「7」「8」「10」と、いまほど、Windowsのバージョン(ビルド)が、
 混在している時期はないんだろうからMSもめんどくさいいんだろうなあ。

『うしおととら』 第25話 「H・A・M・M・R〜ハマー機関」
http://ushitora.tv/
やっぱり2クールの最後は「H・A・M・M・R〜ハマー機関」で終了か。
通学途中、突然、黒服とトラックに包囲され拉致されてしまううしお。
麻子は助けに呼びに向うが、その彼女もとらと一緒に拉致されてしまう。
だが、とらはつかまった“フリ”をし、うしおの居所をつかむのが目的。
威勢の良い方(麻子)と協力し、うしおの救出をめざす。
一方、以前、衾篇に搭乗した機長の厚沢は、
「白面対策機関」に配属され妖怪対策の中心に。
その厚沢は紫暮に対妖怪用兵器を開発していたアメリカの機関、
「HAMMR(ハマー)」が暴走したのを報告して……。
かがくのちから。
うしおを拉致したのは、そのHAMMR機関で、HAMMR機関は妖怪を研究している。
……で、彼等は獣の槍に付着していた白面の細胞を培養する。
一目であかんパターン。
案の状、その細胞から誕生した妖怪の登場で不安は実現。
本部がめちゃくちゃになるなか、とらが満を持す登場で次回へ続く。
うしおの修行編カット(「穿心」うんぬん)は気にならんのだけど、
バル(バルトアンデルス)と麻子の関係は性急すぎるよなあ。
まあ、しょうがないんだけど。

■2015/12/19/Saturday
 仕事。

『終物語』 第12話 「しのぶメイル 其ノ陸」
http://www.monogatari-series.com/owarimonogatari/
最終回。まとめるなら、良い意味では「いつもの物語シリーズ」。
悪い意味では「変化の停滞した台詞つき紙芝居風作品」「一見さんお断り」。
前回の神原の吐露が500歳の吸血鬼の心を動揺させるなかで、
今カレは元カレと第三者(伊豆湖)の立ち合いのもとで対決する。
妖刀・心渡を中心に置き、一方がそれを握り、相手に一太刀あびせたら勝利。
もっとも初代は戦いへ身を置いた侍。
暦より先に刀を取り……。
その初代にメメの御札を貼り、一太刀 = “ひとたっち”で勝利するアララギさん。
伊豆湖の曲解うんぬんの話はおいておいて、
奇襲でもしないと負けて死んだ……そういうことなのかも。
最後は、妄執と固執、でも純愛を抱き現生へと復活(蘇生)した、
初代を忍(キスショット)が食い物語は終る。
まあ、あれだね、倒錯的で猟奇的ですけど「好きな人へと食われ血肉と化す」って、
献身の意味では究極かも。
死屍累生死朗(ししるいせいしろう)の人生は、すっげえ幸福な最期だったか?
ということで「終物語」の(上)は終り。
次作は「傷物語」の劇場版三部作ですから、
一番はやくて続編は来年後半ぐらいかしら?
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年12月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031