mixiユーザー(id:1057202)

2015年12月03日20:33

233 view

「小人閑居して不善をなす」

さてこのディーパム聖火は一応2週間続く・・のが現在の通例である。

もっとも実際にはずっと燃え続けているわけではなく、日中は消されていて毎日の日没時に再点火されるのだ。

アシュラムや宿の混み具合にして最も大変なのは初日の点火の際であり、もしこの「初日」に拘らないのならば敢えて初日をずらして滞在予定を組む(「点火」自体は毎日あるわけだし)・・のも一つの選択枝ではある。

(もっとも点火時の「盛り上がり度」は2日目以降急速に落ち込んでしまうが・・笑)



奇跡的と言っても良い天候回復で素晴らしい初点火を迎えた今年の聖火であるが、晴天が続いてくれたのは点火前日から4日間であり、28日以降は再び雨模様の日々となってしまった・・とはいえ点火前2週間のような大雨ではなく、「普通に雨季」レベルであるのは幸いであるが。

しかしながら間の悪いことに夕方から夜になる頃には山頂はどっぷりと厚い雲の層に覆われてしまい、ここ数日というものは聖火を拝むことができない・・・のですなあ。


点火後2回ギリプラダクシナをしたのだが、26日は晴れの続きのおかげで「聖火を拝みながら歩く」ことができた・・一昨年は滞在日程の都合で「点火後の歩き」は1回しかできないのに、その肝心な日に天候&体調不良で断念したため、これは08年以来7年ぶりの実現であった。

もっともこの日も諸事情により出発を16時半としたため前半はまだ聖火が灯っていない状況であり、行程の丁度半分の「バガヴァン橋」のところで点火を迎え、残りの半分を聖火を拝みながら歩く形となった。


次回こそは18時の点火の後に出発して全行程を聖火の元に!!・・と思っていたのだが前述のように天候が再び雨基調に戻ってしまい、29日の歩きは出発時点から完全に御山が雲の中に隠れてしまっていて「全く聖火を拝めない」有様(笑)。


通例通り2週間聖火が続くとすれば最終日は8日夜となり、私の「3日に一度」の場合ではこの後は2・5・8日と3回チャンスがあるので気持ちとしては、1回で良いから「全行程通して聖火を拝みながら」歩きたいところなのだが、さあてどうなることか?・・・



さて気がつけば今年もいよいよ師走となり、私の当地滞在も残り2週間ほどとなった。

一応今回滞在の最大のイベントであるディーパム聖火点火も過ぎて(まだ終わってないが、やはり「初点火」こそが勝負?なのだ・・笑)、この後は10日と12日に初訪問・滞在の男性2名がおいでになる予定なのでそのご案内業務がある・・・だけで、他には何もすることはない。


格言に曰く、「小人閑居して不善をなす」というのはなかなか真実であり、ここ数日はいささか「うんざり退屈」な状況であるが故に、「修行だの瞑想だの探求だの・・」に取り組むのがひどく面倒臭い・・のですなあ。


ここら辺がいわゆる非日常的な場としての「スピリチュアル・リトリート」などとは様子が異なるわけで、ちょっとこのあたりに関しても記事を書いてみたい・・・のだが、その気力自体が減衰していたりもするわけで・・・「やる気の正弦曲線」がまだ上昇局面に転じない感があるのですな。


気力があれば次回に続く・・・かもしれない(笑)

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する