娘が急に帰ってきて、私への誕生日プレゼントを持ってきてくれた。
手作りの小さな屏風。
お彼岸や命日など法事のさいに写真を飾るのだけど、写真のうしろに立てる屏風が欲しかった。
「波兎のデザインで作ってくれない?」と頼んだら、娘が仕事の合間に段ボールで作って持ってきてくれた。
とても綺麗にできている。手に取らない限り段ボールだとは分からない。
裏もちゃんとしていて家紋まで入っている。
「サイズは縦30センチくらいで、模様は波兎で、切り絵調で古典調で、ごちゃごちゃしないで・・・」と注文つけたら、希望通りのものが出来てきた。
もうちゃんと出来る年頃になったんだね。忙しいのにありがとう。
一緒にお絵かきしてアニメ見て、娘は帰っていった。
「五右衛門の描き方はこうだ」とか「こんなの不二子ちゃんじゃない!」とか、うるさいったらありゃしない。
このさきあれを見ろとか、これを見ろとか、指定までしていった。(中間テストだって言うのに!)
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