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2015年11月15日23:33

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宗教や民族は争乱の絶対的な理由ではない

■東京タワーもスカイツリーも 仏国旗の色で犠牲者悼む
(朝日新聞デジタル - 11月15日 19:49)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3713813

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まずパリに限らずすべての戦争やテロの犠牲者やその遺族に衷心より哀悼の意を表します。


私が好んでよく使うフレーズがある。
「音楽の方向性の違いはバンド解散の真の理由ではない」
「もともと人は十人十色千差万別多種多様、価値観や考えが異なるのが当たり前のことだ」
「解散の真の理由はその違いを許容できなくなったことだ」

今回のテロにしても国内外での民族的な差別でも同じことが言える。

要は相手の領域に踏み込んで自分の考えを押し付ける(自分と異なる他人の考えを許容できない)野蛮な輩がいる限り、残念ながら騒乱はなくならない。自分の領域に踏み込まれる側は当然反発するのだから。

多くの方がおっしゃっているように「ISISの罪を憎みはしても、善良なイスラムの方々への差別や迫害があってはならない」には完全同意する。「坊主(ISIS)憎けりゃ袈裟【イスラムの善良な方々)まで・・・」は余計な争いや軋轢を生むこととなり、むしろISISを利することになりかねない。

ただ、日本人が他のアジア系民族に間違われることがあるように。より関係性の遠い人間になればなるほど似通ったものの識別がしきれないのもまた事実。恥ずかしながら私もISISの野蛮な輩とイスラムの善良な方々を即座に確実に見分ける自信はない。

今回のフランスでのテロも難民に紛れてISISの工作員がフランスに入り込んでいた可能性が疑われる。ベトコンのゲリラ戦や中国八路軍の便衣兵のように一般民衆に溶け込まれると対応がどうにも難しいこととなる。

となると、差別や迫害とまではいかずとも距離を取りたくなるのも人情だ。個々が実に悩ましいところではある。 移民や難民の受け入れは正直とても怖い。支援をしないと言う事ではないので、それぞれがそれぞれの土地で自主自立をする手助けは継続するべきだろうとはおもうが。


*********一部番外のボヤキ*********

こういった意見を書いているとコメントで一部荒々しい攻撃的なコメントをする方にも遭遇するが、そういった方々も「他を許容せず徒に攻撃的になっている」のだとしたら、ISISの方々と大差ないのではないか。

別に意見が異なるのは大した問題ではない。むしろ私と近しい意見だとしても「乱暴で粗野、徒に攻撃的な方」には辟易するものがある。(最近遭遇事例が多いので「やれやれ」と思っているのです。意見を押し付けられても苦笑するしかないので)

客観性と論理性を一手以上有する方同士でしか「議論」はできませぬ。それ以外の場合は基本的に動物の鳴き声と変わらず、単なる威嚇、「口ゲンカ」に堕してしまいます。

議論の目的は相互の考えをぶつけ、相手の考えを理解し、より良い結論を目指すこと。どちらの意見が正しいとか間違ってるとか、まして勝敗などないものです。

一方で「口ゲンカ」になるとひたすらに自分の意見の「正しさ」を相手に押し付け相手を批判攻撃し、場合によっては不快にすることが目的化してしまうことが多いなと、個人的には残念に思っております。まず相手の意見の否定ありきな態度な時点で「議論」にはならないなと。


大体そういった方々には特徴があって、まず自分と異なる結論をゆるせず、結論部分だけに反応し、前提を吹っ飛ばして噛み付く。そして当方が言ってもいないことを極端化し、拡大解釈して攻撃しやすくして叩くところがある。毎度同じパターンと言いましょうか(汗)。

むろん誰しも言動の一致には責任を持つべきですし、誤りがあった場合は認め、極力速やかに直す必要はあるが、さすがに発言した覚えもないことで批判をされても答えようがない。
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