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2015年11月06日23:02

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30年前の忘れものを取りに…

今日、マイミクのイソヤンさんが
30年ぶりに水戸をご訪問され、
私、ご案内をさせていただきました。
はじめてお会いしたにも関わらず、
ずっと前からの旧知のように楽しく過ごせました。

毎日新聞の社会部の記者だったイソヤンさんは、
30年前、毎日映画社の社長さんでした。
実は1985年(昭和60年)8月12日、
イソヤンさんが水戸へいらっしゃっていました。
それはある映画の披露会のためです。

映画「横山大観−その心とかたち」

監修:河北倫明、
語り:石坂浩二、
音楽:池辺晋一郎

という豪華キャスト。
常陽銀行が創立50周年を記念して、
水戸出身の日本画家・横山大観の映画製作を
イソヤンさんの会社が行ったという経緯です。
35ミリフィルムの本格的な作品だそうです。

下の画像はその時のプログラムです。
イソヤンさんが、わざわざ持ってきてくださいました。

フォト


1985年(昭和60年)8月12日という日付に
なにか気づくことはありませんか?

御巣鷹山で
日航機墜落事故があった日です。

映画のご披露上映が終わり、
翌日、水戸偕楽園を見て帰京しようとしていたイソヤンさんに
毎日新聞の東京本社から、至急、日航機事故の取材するように
と連絡があり、偕楽園見物が中止になってしまったそうです。
(その時、生存者救出の瞬間の写真撮影など、
非常に満足ができる取材ができたそうです。)

だから本日の水戸訪問は
30年越しの水戸・偕楽園の訪問でした。

私、イソヤンさんに訊いてみました。
「その大観の映画、最近はいつ見ましたか?」
「30年前の上映会以来、見たことがないのですよ。」
「近代美術館に行けば見られるかもしれませんよ。」

予定外でしたが、一緒に茨城県近代美術館へ行って
学芸員さんに問い合わせしたみたところ、
「当館にはありませんが、
常陽史料館にその映画のビデオがあるそうです。」
とうい返答。

私たち、常陽史料館へ直行し、
大観のビデオを見せていただきました。
その時、製作者側しか知り得ない
ウラ話をいろいろ教えていただき楽しかったです。
映画も重厚感があってよく作られていていました。
イソヤンさんも30年前に製作した映画を
再び見られて満足されていたようです。
こうのようなハプニングはなかなか楽しいものです。

この日のランチは新そば。
常陸秋そばの十割そばです。
水ではなくお酒で打ったものなので「酒そば」とメニューにあります。
香りだけでなく、コシがしっかりしていて美味しかったです。
夕食は大洗で地魚の寿司などで舌鼓。
茨城の秋の旬を
イソヤンさんに堪能していただきました。

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