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2015年10月23日11:09

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井之頭ゴローごっこ|肉欲編

最近、読んだ本に引用されていた
ニーチェの「孤独は私の故郷である」という言葉が
心にしみる読書と食欲の秋ですw。

夜食テロ番組「孤独のグルメ」で紹介されたお店を
東京出張にあわせて、お忍びで訪問する
この個人的な戯れを「井之頭ゴローごっこ」と呼んでいますが、
今日は私の個人的な食べ歩き録です。

おヒトリさまで、
知らないお店にフラッと入って
美味しいものを食べる小さな喜びは
「井之頭ゴローごっこ」に他なりません。

10/21東京出張時、午後から恵比寿で所用がありました。
私、評判がよいフレンチでランチを食べてから訪問先へ乗り込もうと、
意中のお店に向かって歩いていました。
ちょうど11時50分のころでした。

ある商店街を通ると、
ある店頭に7〜8人ぐらいヒトが並んでいました。
「ラーメン屋?」とはじめは思いました。
しかしそのお店は階段を下って地下にあるらしく、実体が不明。
オサレなフレンチを目指していた私の食センサーが
「止まれ」という赤信号を示していましたw。

最後尾のオネエサンに
「スイマセン、ここは何のお店なんですか?」と訊いてみると
「とても美味しいオムライスのお店です。12時になると入れますよ。」と
親切に教えてくれました。
「今、私が並んだら開店してすぐに入れそうですか?」
「ギリギリ大丈夫だと思います。」

たまにはオムライスをイイなと思い直し、
並んで食べるのが嫌いな私ですが、
10分ぐらいならガマンしようと思い開店を待ちました。
この小さな待ち時間を
私は行き交う人々や街並みを見ながら過ごしていましたが、
他の方々はスマホとにらめっこしていました。

12時過ぎるると、地下の扉が開いたようで、
ぞろぞろと路上にいた方々が店内に吸い込まれていきました。
本当に狭い店内。
15人ぐらいしか入らない昭和の喫茶店という雰囲気。

まわりの方々はすべて
「やわらか厚切り牛タンオムライス」を注文しています。
おそらく看板メニューなのでしょう。
私も「同じものを!」と言ってしまったw。

フォト


出てきてビックリ!
オムライスの上に、1枚の大きな牛タンがベロンとのっています。
衝撃を受けました。

なんだこれは!
ディープ・インパクト!
今日は驚嘆を「驚舌」と書くべき!

オムライスと牛タンという意表を突いた大胆な見た目にビックリ。
でも食べてみて納得。
なかなかの組み合わせかも。

牛タンはデミグラスソースでとても柔らかに煮こまれていました。
卵はトロトロ、ご飯はバターライスでした。
なるほど、並んで食べる人が多いのも当然かも。
偶然ですが、ユニークなお店を発見できて満足。

夜は19時から音楽会があったので
その前に早めの夕食を食べておこうと考えていました。
実は、最近、ローストビーフが食べたいと思っていて、
手軽に食べられるローストビーフ丼のお店を
4件チェックしていました。
高田馬場に2件、それと上野広小路と神田。
意中のお店は高田馬場です。
そのお店は17時すぎというのに長蛇の列。
大人気らしい。
1時間ぐらい待ちそう。
あきらめました。

あきらめてもう一方のお店へ。
そこはすぐに入れました。
それほど空腹じゃなかったので、
ローストビーフ丼(並)を注文。

フォト


わぁー、美しい。
どんぶりの中は、お肉の小宇宙だ。
これはいい肉を使っていそうだ。
肉の味がしっかりとでてる。
ニクいね。
タレがやや甘めのしょう油味。
ご飯にタレと卵黄がよく絡む。
君(黄身)、いい仕事をしてるねw。
洋風の生すき焼きを食べているような気分。

しばらく経つと
早大の女子学生が2人が隣のテーブルに座りました。
「ローストビーフ丼、大盛りで2つお願いします。」と元気に注文していました。
大盛りかよ!と思いながらも女子大生のイイ食べっぷりを眺めていました。

貪欲は「丼欲」とも書くよね。
健全な肉欲w。

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