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2015年10月10日03:48

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思い出のマーにーを見て

ジブリの最後の作品である、思い出のマーにーを見た。
(なんでこういう表現にするかっていうと、もうジブリに作品を作れる監督がいないから。)

母親がウォーキングデッドを見ていて
途中からしか見れなかったんだけれど、
見ていて思った。

なんでこれを映像化しようと思ったんだ??

この作品はマーニーという女の子と安奈という女の子の
話なのだが、実はマーニーは実在しない女の子だ。
安奈の心の中にたびたび現れて、安奈と仲良く戯れたり
時には安奈を惑わせたりするのだ。

でも、マーニーは安奈以外には見えないのだ。
でもなぜか作中の人々はその存在を認識しているのが
すごく不思議な映画なのだ。

もしかして安奈ちゃんは統合失調症なのではないのかと
疑ったりもしたのだが、そうでもないみたいだったし。
安奈の心の中と現実世界が行ったり来たりする。
その連続で話はなんだか全体的に夢のような感覚の話になっているのだ。

しかも、ジブリ作品の中で一番むごいストーリーだったと言えるだろう。
安奈ちゃんの家族は事故で死亡
マーニーも死んでいる
マーニーの旦那も死んでいる。

しかもマーニーの過去も結構悲惨なのだ。
親に見捨てられて、旦那は早死にして、子供を全寮制にぶちこんで
反抗されて娘は家出し、その娘も死ぬってさ。
しかも預かった孫をおいたまま自分も死ぬ。

マーにーは安奈ちゃんのおばあちゃんというのが
オチなんだけれどさ…
なんとなく途中でわかっちゃったね。

にしてもマーにーが日記に和彦とサイロに行かないと
書いてたんだけど、あれは実際に行ってるよな。
あの日記からだともしかしてサイロのあたりで和彦とキスくらい
したんじゃないかとおもっちゃうよな。

これは子供にはわからない作品だと思うし、
現実と空想の世界を行き来する描写を
よく再現しようと思ったなと関心した。

なんと表現していいのかわからないけれど
マーにーと安奈が許す、許さないと問答をしている
シーンはわりと好きだったな。
女の子の真の友情ってこういう感じだよねって思った。
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