街を走ると
ふわっと甘い匂いがするのは金木犀
それが終わったと思ったら
臭い匂いが漂いだした
正体は黄色いあいつ
道路には踏み潰された跡が
黄色い染みになって残っている
スリップしそうで危ないし
タイヤにこびり付いたら臭いし
でも銀杏は大好き
何時も走る道のそばに
銀杏用の畑がある
よく見る大きな銀杏の樹ではなくて
二メートル程の低い銀杏の樹が
規則正しく植えられている
梨やぶどうの栽培畑は
多摩地方ではよく見かけるが
銀杏畑はここでしか見た事がない
その畑の正面に
小さな銀杏販売のお店が出ている
まさに産地直販
畑のおばさんに声を掛けて
ワンパック購入
自転車用のジャージの後ろポケットには
小さい方から二番目のパックまでしか収まらない
本当はもっと大きいパックが欲しいけれど
ハンドルにぶら下げて帰るにはちょっと遠いし
ここの銀杏は粒が大きくて
本当に美味しいんだから
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