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2015年09月24日17:47

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第40回湯布院映画祭レポート(23) 「土曜日のパーティー」 (中盤)

  
■29日(土)■ ≪ パーティー 22:00〜23:40 頃 ≫ *中盤

まだ乾杯もしない内に、柳さん・・・・ええい、英里紗ちゃんでいいよね(笑)。
英里紗ちゃんとお話し出来るとは思ってもいませんでした。
「こんなに早く、また来てもらえるとは思いませんでした」
「ホントですよ〜。 もう、びっくりです」
「一昨年は、湯布院の後、11月にTAMA映画祭(東京) で中野監督の特集上映があり、岡山から駆けつけたら、柳さんと(松原)菜野花ちゃんがゲストで来てくれて。 ゲスト席と客席とでちょっと遣り取りが出来て、楽しかったです。 中野監督とは休憩時間にお話しする機会があったのですが、柳さんたちにも直接ご挨拶したかったです。 上映後にロビーで待っていればお会い出来るかも、と思ったのですが、帰りの新幹線の時間が決まっていて、会場からすぐ東京駅に向かわなければならなかったので、残念でした。 でも、また、こうして来てもらえたので、嬉しいです」

中野監督は昨年の本映画祭にも2年連続でゲストとして来場してくれました。
短篇と中篇の2本が上映されたのですが、その内の1本には、2年前の 「チチを撮りに」 で英里紗ちゃんの妹役を演じた松原菜野花ちゃんも出演していました。 が、ゲストのメンバーには入れられてなくて。
「菜野花ちゃんにも来て欲しかったのですが、一度呼んでもらっているからと中野監督が他の出演者を優先して。 菜野花ちゃん、今年公開された 『悼む人』 に出てましたよね。 出番は多くなかったものの、かなり重要な役をしっかりと演じて、とても良かったです。 出演しているのを知らなかったもので、スクリーンに彼女が映った時には、ちょっとびっくりでした」

「中野監督、宮沢りえさんを主演にした初の商業映画のメガホンを取られましたね!」 と嬉しそうに話題にすると、
英里紗ちゃんは、「 『湯を沸かすほどの熱い愛』 」 と、ちゃんとタイトルを口にします。
さすがだなぁ。 私も、もちろん覚えています。
「柳さんや菜野花ちゃんは出演されてないんですか? (渡辺)真起子さんとかも」
「私は出てないんですけど、菜野花が出てます」
「そうなんですか! あ〜、楽しみ」
杉咲花ちゃんの同級生役ぐらいかな。

「湯布院で上映された中野作品は、その後、『さぬき映画祭』 でも同じように2年連続上映され、私はどちらへも参加して、ゲストの中野監督とお会いしたんですよ。 作品も、大好評でした」

2人きりの時間も、この辺りまで。
他の参加者が続々と周りに寄ってきて、皆さん、英里紗ちゃんと顔なじみになっているらしく、笑顔で 「いえ〜い!」 という風に挨拶を交わします。
彼女は乗りがよく、誰とでもフランクに喋ってくれるので、2年前の短い滞在の間だけでも私のような英里紗ファンを何人も・・・・ 10人、20人と作ったようです。
すっかり人気者。
湯布院のマドンナみたいですね。

カメラ好きのSさんが、2年前に撮った英里紗ちゃんの写真を大きく引き伸ばして3枚持参しており、それぞれにサインを入れてもらってました。
どれも良く撮れています。
Sさんを、英里紗ちゃんと菜野花ちゃんが両側から囲んだ1枚は、英里紗ちゃんが 「写メ撮らせてね」 とシャッターを押していました。
菜野花ちゃんに送ってあげたのでしょう。
中野監督や真起子さんにも、そうしたのかもしれません。

ここで一旦、英里紗ちゃんとはお別れ。
そろそろ開宴のセレモニーが始まりますし。
来賓のご挨拶、乾杯のご発声(ゲストのどなたにお願いしたのか忘れました 汗)、待望の飲食タイム。
ここはバイキング方式なので、各テーブルに置かれてある紙皿を持って、料理が並べられているコーナーへ向かいます。
まず、スイーツの置かれてある辺りへ(笑)。
3年ぐらい前だったか、普通に料理を食べた後でスイーツを取りに行ったらほとんど残ってなかったため、以後は最初に確保しておく作戦を実施しているのです(恥)。
昨年は種類そのものが少なくがっかりでしたが、今年は10種類ぐらい並べられていたでしょうか。 ほとんどがプチスイーツ。
甘すぎない感じの5〜6種類と、横にあったフルーツを二切れゲットして、一旦テーブルに戻り、ウーロン茶の入った私のビニールコップの横に置いて、今度は普通に料理を取りに行きます。

バイキングは、可もなく不可もなくといったところでしょうか。
もう少し肉料理を多く用意しておいて欲しかった。
一番、量を食べたのは焼きそばだったかな(笑)。

クロージング作品として上映される 「お盆の弟」 に主演されている渋川清彦さんを発見。
実は、高崎から転勤で千葉へ引っ越しながらも 『高崎映画祭』 の実行委員を続けている友人から、渋川さんへメッセージを伝えてほしいと言付かっているので、早目にミッションを果たしておくべく、渋川さんの元へと移動します。
彼は2009年、「PASSION」 のゲストとしておいでになりましたが、その際はあまり話せなくて。
ほとんど ” はじめまして ” 状態。
「渋川さん、『PASSION』 で来られた時、少しお話しさせてもらった者です。 『PASSION』 は、あの年の映画祭で上映された全作品の中で、参加者の評判が一番良かったんですよ」
「そうなんですか」
「渋川さんは群馬県のご出身なんですよね。 芸名も、渋川市から取られて。 群馬県には高崎映画祭がありますが、実行委員に友人がいるもので、これまでに4回ぐらい、私の住んでいる岡山から授賞式に行ったことがあるんです」
「4回も。 すごいですね」
「今年の3月にも行ってきて、その友人と久しぶりに会ってきました。 彼は、転勤したため現在は千葉に住んでおり、今年の湯布院には渋川さんがゲストでいらっしゃると知り、参加したがってたんですが休みが取れなくて。 で、メッセージを伝えてほしいと頼まれましてね。 ” 湯布院でKEEさん(渋川さんの愛称?) とお会いできず、残念です。 でも、その内どこかできっとお会いできるでしょう ” というものなんですけど」
「その人、何てお名前なんですか?」
「実行委員の何人かご存じだったりするんですか? 友人は、○○っていうんですけど」
「ああ、○○さん。 彼とお友達なんですか」
「えっ、知っておられるんですか?!」
「知ってます、知ってます。 市川準研究会の人でしょ。 高崎駅でばったり会ったこともあるし」
「そんな事までご存じだったとは・・・! 友人はそんな事ひと言も言ってなかったのに。 こうしてお話しした時にびっくりさせようと、わざと黙ってたんですかね(笑)」
これで、「お盆の弟」 を観た後の感想も伝えやすくなりました。
明日のパーティーできっとそうしますと約束したのでした。

そうそう。河井さんの事もお話ししたんだ。
「PASSION」 の共演者であの年いっしょに来祭され、「お盆の弟」 でも共演されている女優の河井青葉さんのこと。
2009年の映画祭では渋川さんとはほとんどお話ししなかったと前述しましたが、それは河井さんといっぱいお喋りしたため、他のゲストの元へ行く時間が少なくなったからでもあります(笑)。
「河井青葉さんにもおいでいただきたかったんですけど。 『PASSION』 の時には一緒に来て下さいましたよね。 実は河井さんのブログに書き込んで、” 『お盆の弟』 の湯布院での反響がどうだったかお知らせします ” と一方的に約束してるんです。 渋川さんとこうしてお話し出来た事も書かせてもらいますから」
「是非、ぜひ」
何はともあれミッションは、友人の企み通りに展開したと言って良いのか、大成功に終わってくれました。
これで、私の中の ” ゲストとどんどん喋るぞ!” 熱が益々ヒートアップしたのは確か(笑)。

                                           (この項、続く)
 
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