mixiユーザー(id:13333098)

2015年09月20日19:03

511 view

「進撃の巨人 エンド オブ ザ ワールド」を観ました

前編が非常に面白かったので、一緒に観た友人とまた観てきました。
友人の方はノリノリで、劇場でグッズを6点も買ってしまっているほど。
そんな姿を見て、「この展開だと、後編はダメなのかも・・・。」と、なんとなく嫌な予感がしました。
友人が幻滅し、グッズを地面に叩きつけ踏みにじる映像がクッキリと見えてしまったのです。

結果的に、友人は「面白かったけど、前半の方が良かったな〜。」と言っていました。
この程度で良かった・・・。
いや、正直、叩きつけても不思議ではなかったのです。
つまり、後編はイマイチでした。

理由は単純明快です。
この映画の主人公は?
エレンとか言う人とは、それ以上会話をする気になれません。
確かにそういう名前の人も出ていたと思いますが、主役は巨人でしょう!
巨人が出ている場面はすべて面白かった前編。
ところが!
後編では全然巨人が活躍しないのです。
人なんか全然食べない。
すっかり普通の漫画原作邦画の一つになってしまいました。
一体何の映画を観に来たのか分かりません。

まあ確かに・・・。
前編の感想でも書きましたが、お話が全然進んでいないので、後編では一気にその辺をやらなきゃいけないわけです。
宿題が山積みの状態なわけですから、それをこなすだけで精いっぱいという感じでした。

あと、様々な謎解きがされるということでしたが(個人的には謎解きなぞどうでもいい)、誰もが「まあ、そうだろうな」と思う事以外は何もなく、驚きはZERO。
無難に締めたのはまあ、原作も終わっていないわけだし、原作でもその辺はおそらくそんな感じになるんでしょうから、無理もないとは思います。
せめて、壁の向こう側の景色には何かサプライズが欲しかったです。

そしてさらに言えば、これでスッキリ終わった!という気分には全然ならない点です。
確かに一応の区切りにはなるんでしょうが、本当に「第一部完」という感じで、肝心の話はこれからだろう、と思ってしまいます。

ここから先は、自分の願望ですが、やっぱり巨人が暴走して人間が食われる惨劇をもう一度見せるべきだったと思います。
いろんなタイプの巨人が全員勢揃いして、壮絶なバトル・ロワイヤルを繰り広げれば、細かい点なんかもうどうでも!
壁の向こうなんてどうでもいいんですよ!

とはいえ、決して退屈な映画では無かったです。
そして、前編を観たなら、まあ観ないと仕方がない。
「キル・ビル」という映画も、前編はアクションだけ、後編は残ったお話の部分というあんまりな構成でしたが、この映画も同じような感じではあるものの、一応後半にちゃんとアクションがある分、幾分マシと言えます。
何度も観たいのはやっぱり前編ですが、後編も一度は観てね、という感じでしょうか。

4 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年09月>
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930