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2015年09月20日05:02

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逢ふことをおぼつかなくて過ぐすかな草葉の露のおきかはるまで よみ人しらず

逢ふことをおぼつかなくて過ぐすかな草葉の露のおきかはるまで
 よみ人しらず
 題しらず
 新古今和歌集 巻第十五 恋歌五 1430

「はたして逢えるものか、気がかりで過ごすことだ。草葉の露が置きかわる夕暮まで。」『新日本古典文学大系 11』p.416

おきかはる きぬぎぬの別れに見た朝露が消え、やがて男を待つ時分となって夕露が置くこと。
「草葉に寄する恋」。

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