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2015年09月18日15:27

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大雨と鉄道の旅

記録的猛暑という響きに対する違和感を払拭できないまま今年の夏は終わった。
そんな中、青春18きっぷの1回分が1000円という格安の値段で手に入ったのです。
使用期限まで残り一週間。
久しぶりに鉄分の補給ができるとあって、いつもよりテンション高めで計画を立ててみる。
ところが、それを阻むかのような悪天候続き。
どうせなら晴れた日に出かけたいところだが、こればっかりはどうにもならない。
結局、期限日である先週10日に強行することになったのです。

実際に利用したルートは以下のとおり。

大宮 →(川越線)→ 高麗川 →(八高線)→ 高崎 →(高崎線)→ 上野 →(常磐線)→

水戸 →(水郡線)→ 郡山 →(東北本線・宇都宮線)→ 大宮


ご存知のとおり、この日の関東地方は大雨の影響で大変なことになっていました。
当然のごとく鉄道にも影響が出ていて、当初の計画を変更せざるを得ない状況。
高崎から水戸へ向かうのに両毛線と水戸線を利用する予定が、どちらも運休。
そこで上野まで南下したものの、常磐線は1時間ほどの遅れが生じている。
しかし接続がうまくいき、速度制限することもなく計画どおりの時刻に水戸に到着。
水郡線はほぼ平常運転で、宇都宮までは順調そのものといった感じ。
ところがその先でダイヤが乱れていて、約20分遅れで大宮に到着。
こんな日に出かけること自体が間違っていますが、無事に帰宅できたので良しとしましょう。

幸い、全区間を通して大雨との遭遇はなし。
ただ、車窓からの風景がすべてを物語っていたように思えます。
河川という河川は増水して、濁流が唸りを上げている。
農業振興に携わっていた者としては無視できない、水没してしまった刈り取り前の水田。
帰宅後に見たニュース映像もショッキングでしたが、自らの目で見たものは違います。
乗り鉄気分を味わいつつも、常に何らかの危機感を覚えずにはいられませんでした。
おそらく、この日のことは忘れないだろうと思います。


被災地域にいつもの生活と笑顔が戻りますように。
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