8月のうちに書いておきますね。
アキヨシの森かなみとは事前に「身体で消える」みたいなことがしたいよね、て話してました。確かにそこに居るのに見えない俳優、ということ。普通免許取るときに習う「消失」みたいなこと。を、どうやれるか。
かなみは不器用かつ控え目な人で、なかなか役に近づいてこないのです。でも今回は唐ですから役よりも「あなた」が前に出なきゃどもならん、特権的な意味で。
「闇」だと思った。詳細について詮索する気はないけど、かなみは「闇」を見せずに暮らして来、芸をして来してきてる。それ、悪いけどむき出しにして!ていうことだった。もう一緒にやってくれないかもだけど、今回はそれ必要なのよ、ということを何とか伝えようとした。
ふみかも知吉さんもひやみんも、いきなりグイッと役と自分の境界を崩した。ほかの全員も努力で早めにくずした。あとはかなみんだ。
そういうことなんだよな。あなたがあなたとしてそこにいるから客は見るんだ。ケレンはあっていいがケレンを道順にお客は「あなたの」存在に近づくんだ。
そうして認識は、ここんとこのこの世界、どうなってんのや?みたいな感じで圧倒的に風景の豊穣を味わう感じの観劇になる。
そういうの目指したんやけど。今回われながら語り口アホやな。でもそんな感じだったんやけど。
からだできえる。んで、残ったジブンらどうすんねん。生きて行けよ。たーっぷり、生きて行けよ。
ていう感じでやりましたです。ハイ。
上演前後のまとめはこちら!
http://togetter.com/li/862054
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