今週遺伝子関係の仕事があるので、資料を読んでいるところです。この仕事が来るといつも「細胞の中に染色体があって、それはDNAの長いヒモがぐるぐる巻きになった状態のもので、その部分部分が遺伝子で。。。」というところから読み直すのですが、2ー3ページ読みだすと、どうもアタマがこんがらかってきます。X染色体とかY染色体という言い方も(なるほど図を見るとXとかYみたいな形をしているんだけれども)その形状とは関係ないようで、ますますこんがらかります。わかったようでわからない。立体的な模型がほしいよー。
というわけで煮詰まってきたので別のことを書きます(笑)
「大は小をかねる」
これ、日本語の会話でよく言いますよね。(え? そんなにいいませんか?)
しかし、これを夫に言うと、すごく不思議な、というか、呆れたような、おかしな顔をされるんですよ。「そんなのあたりまえじゃないか? それを日本人はわざわざ、ことわざにしてるの? へぇええええええ!」と。
私の訳し方がいけないのかな、と思って、それからいく通りかまた訳し直してみたのですが、反応は同じ。
「そんなのあっったりまえのことじゃないか。ふつう、ことわざや格言って、その後に何かオチがつくもんじゃないの? これってそのままじゃん!」と笑い出します。
たしかに、英語族から見るとあたりまえのことを、日本語ではわざわざ含蓄があるように表現しているような言い方もあるけれども、それはそれとして、私としては、自分が何気なく言ったことに対する、こういう夫の意外な反応を、とても面白く感じるんですよ。夫は日系人ですし、見かけはふつうの日本人。でも、こういう瞬間、違った環境で育ったんだなぁとつくづく思うわけです。
その反対に、共通点を感じて楽しいのは、同じポピュラーミュージックで育った事を実感する時。私たちは2人とも60年代後半から70年代にかけて育ちましたが、聞いていた音楽はほぼ同じ。だから台所に立ちながら歌う鼻歌も同じです。もっともこっちは、子供時代英語なんて知りませんでしたから、歌詞なんかいい加減で、今になって夫が口ずさむのを聞いて「へー、そういう歌詞だったんだ」と。。。(笑)
国が違っても青春時代の思い出を、説明しなくて分かち合えるのはうれしいもの。電波のテクノロジーに感謝感謝です。
。。などと書いているうちに昼休みも終わりが近づいてきました。
遺伝子が呼んでいます(笑)
ではでは、皆様良い1日を!
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