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2015年07月24日05:09

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キース・リチャーズ 『ライフ キース・リチャーズ自伝』  棚橋志行訳 サンクチュアリパプリッシング 2011年5月刊

四年前に読んだ本。
キース・リチャーズ 『ライフ キース・リチャーズ自伝』 http://goo.gl/x5dwRO #bookmeter 棚橋志行訳 サンクチュアリパプリッシング 2011年5月刊。2011年7月11日読了。

ローリング・ストーンズのギタリストでソングライターの自伝。
650ページ以上ある分厚い本で、読み応えがありますが、アマゾンのカスタマーレビュー http://www.amazon.co.jp/dp/4861138132 によれば、完全な訳ではなく15%以上の省略があるそうです。

私は1970年、高校に入学した年に、ストーンズに夢中になりました。
最近では、もう以前ほど聞いていませんけど、こんな本が出版されると読まずにいられません。

「イアン・スチュワートがまとめ役でなかったら、ストーンズがちゃんと結束していたとは思えない。ストーンズの最初期にリハーサル・ルームを借りて、集まるように連絡を取っていたんだってスチュだった。そうでなかったら、まとまっちゃいなかった。あのバンドはスチュのアイデアで、基本的にメンバーはあいつが選んでいた。あいつこそ初期のバンドを結束させた火花とエネルギーと秩序だった。

なにしろ俺たちときたら、売れてもいないのに、「俺たちはイギリスにブルースを広めることができる選ばれた人間だ!」なんて妄想だけはやたらとあったからな。なかでもスチュの情熱はすごかった。 あいつはそれまでいっしょに演奏していた連中と手を切ったんだ。向こう見ずもいいところさ。そのせいであいつは居心地のいい小さなクラブという世界から弾き出された。あいつは俺たちよりずっと長いあいだクラブ・シーンにいた。俺たちは新顔の小僧たちにすぎなかったんだ。」p.124 CHAPTER 4 ストーンズ始動

ストーンズ結成の頃を描いた文章では、グループ結成の中心はブライアン・ジョーンズとされていることが多いのですが、キースはスチュだったとしています。

スチュはグループのピアニストで、デビュー時にメンバー六人は多すぎるとされ、裏方に回った人物です。私はまだ聴いていませんけど、トリビュート・アルバムが販売されています。

『ブギー・4・スチュ』
http://www.amazon.co.jp/dp/B004OL48DG
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