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2015年07月23日05:09

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今拓海 『ザ・ローリング・ストーンズ 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の聴き方が変わる本』  文藝春秋 2010年5月刊

五年前に読んだ本。
今拓海 『ザ・ローリング・ストーンズ 「ジャンピン・ジャック・フラッシュ」の聴き方が変わる本』 http://goo.gl/nMCVbw #bookmeter 文藝春秋 2010年5月刊。2010年6月18日読了。

1962年生まれのルポライターが書いた、1943年に同じ病院で生まれた二人、ミック・ジャガーとキース・リチャーズが17歳で再会したところから始まる、ザ・ローリング・ストーンズの1972年までの物語です。

1955年生まれの私は1970年、高校一年生の時、ストーンズのファンになりました。
40年も経ってしまったのが信じられないなあ〜。

「私はローリング・ストーンズの音楽を聴きながら、歌詞についてあれこれと想像力をめぐらせ、時にはその歌詞の書かれた時の文献にあたり調べてみた。

するとミックやキースの価値観、反体制的なものの見方、そしていかにもイングランド人らしい隠喩に隠された慎み深さ(?)がうっすらと見えてきた。

本書は私自身による詞の訳を載せながら、彼らが最も創造的だった1972年の『メインストリートのならず者』までのローリング・ストーンズの歴史を再検証したものである。

レコーディング・データものでもなければ、批評集でもない。俯瞰で見たローリング・ストーンズなのである。

もちろん1972年以降もストーンズは現役のバンドであり、数多くの秀作を残している。だが、すべてをカヴァーするには、一冊ではとても足りなくなる。

英語や英語圏では当たり前だが日本ではわからないことなどを、詞の解釈を深めるために、その時々の事件、時流を数多く盛り込んでみた。

そういう意味では、ストーンズをナイフとして英国、そして世界を切ったようなものだ。」p.9 序章 ジャンピン・ジャック・フラッシュの隠された意味

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