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2015年07月21日23:29

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ヒビノキ427（７月12日～７月19日までの１週間／週後半）

７月12日～７月19日までの１週間分の日記です。
基本的に日々の記録＋エントリするまでもない作品の感想が記されます。
おくののダメな日常がエモーショナルに垣間見えるコーナーですが、文量はかなり多いです。
必要な部分だけ、 “斜め読み”するか、 “ちびちび読む”ことをオススメします。
容量用法を正しく守ってお読みください。
この日記は先週の木曜日～今週の日曜日までの週後半の日記です。
先週の月曜日～水曜日の週前半の日記は先週の金曜日にアップしています。

■2015／７／16／Thursday
　稟議書の内容に突っ込まれるが、
　まあ、今回、担当人員が社内の状況で業務遂行できないわけですから、
　その部分を外部に依頼して、
　多少予算に足が付く状況はしょがないんじゃないですかね。
　納品できなかったり、遅延したらば、元も子とないわけで。
　この稟議が通過するのが来週月曜で、それ以降が、また忙しそうだ。

『乱歩奇譚』第３話　「影男」
http://www.rampokitan.com/
ああ^～～。もう男の娘（こ）でいいんじゃ～～～～。
神出鬼没、変装の名人、その影男を追う警察。コバヤシは、影男に興味津々。
捜査をしない＆捜査をとめるアケチとハシバを無視し、独断で女装して捜査を開始。
だが、そのコバヤシのまえに影男本人があらわれて……。
影男、ロリコンの紳士の模範であった。「少女という存在は私にとって神にひとしい。
ゆえ私は少女を傷つけなど絶対にしない」
その影男は、以前出会った少女が誘拐されたことを知り、
コバヤシに捜査協力を依頼……というか、コバヤシを囮に使う。
……で、少女を誘拐し、疑似家族を作るワタヌキと接触することに成功した。
だが、ワタヌキは、もう影男と懇意の少女を殺害し、壁へと塗り込めていて……。
今回の話は原作の「影男」と、ほとんど関係ないです。
共通部分は影男が変装の達人……ってところだけか。
原作の影男は純粋な“義賊”って設定ではないしね
（というか、原作の「影男」は男が発奮しそうな描写を羅列した作品だしなあ）。
正直なところ１話、２話と比較した場合、つまらなかった。
というかひるがえって、今回の脚本は乱歩の知識が“ない”。
ただ、アケチのPCのドクロ（二十面相の文字と一緒に）、カガミの電話と、
いろいろ伏線ははっていそう。まあ、二十面相は登場するよな。絶対。

■2014／７／17／Friday
　ムシムシすんなあ。

『アイドルマスターシンデレラガールズ 2nd SEASON』第14話　「Who is the lady in the castle？」
http://imas-cinderella.com/
今年の１月～３月に放送していた分割１期に続く２期。
３４６プロダクションに所属するアイドル、シンデレラガールズの活躍と成長を描く。
当たり前ですけど１期の視聴が前提。そのまま物語は続く。
……が、いきなり展開に暗雲が。
海外から帰国した美城常務は、アイドル部門の解体と整理を宣言。
すべてを白紙に戻す。まあ、現実を反映したわけじゃないけど、
えっらいタイミングどんぴしゃな展開になったな。
事業を解体・再編するのか？　それとも解体・停止するのか？
不採算部の整理でアイドル事業は継続？　おそらく、この魔法がとけた状態
（時計の針が12時きっかりだというのは、そういう演出なんだね）が、
２期最大の障害。この事態をなんとかしていくんでしょう。
無印アイマスは障害は外側にあったけれども、
デレマスの障害は内側にあるわけだ。
……と、まあ、２期の方向性はわかったんですけど、
じっさい初回の感想は印象が弱い。ライブもフェスも歌も存在しないですし、
１期と２期の経過をつなぐ日常のお話し。
一応、ヤンデレまゆがスポットを得た話になってますけど。それでもなあ。
OP/EDは来週なのかな？　

『うしおととら』第３話　「絵に棲む鬼」
http://ushitora.tv/
はしょったなあ。
正直なところ「絵に棲む鬼」は前編／後編がほしかった。
ただ、原作読者が「３クールで完結までやるんだからしょうがない」
とつぶやくなかで、新規ユーザーは「なにも問題がない」って感想も多い。
ですから、どちらがよかったのかわからんな。
５話構成の原作を圧縮しただけであった、今回は原作の再現度合はひかえめ。
とはいえ、まあ、物語自体は破綻なくまとまっている。
ですから、案外、文句タラタラな面々は自分を含め、原作読者かもしれない。
たとえば、うしおがガラスの桟（さん）をつかみ流血する部分。
うしおの決死の受け止めに礼子へ手をのばす賢一。
その賢一を鬼と化す羽生画伯がめった打ちにする場面なんかはなかった。
まあ、それ以外の部分は満足。
来週は真由子と飛頭蛮の話で、
結局、北海道に、うしおととらが向う以前の話ってどれもはずせないよなあ。
まず、今回の話は礼子が、今後、物語にどうしても必要になるからで。
はずすとするなら、「あやかしの海」だけれど、
これはこれで衾の結界に関係あるので、はずせないかなあ？
まあ、結界の話はなくてもなんとかなりそうだけれど。

『Classroom☆Crisis』第３話　「経理部から来た女」
http://www.classroom-crisis.com/
Ａ-TECの予算の７割削減を、ナギサの兄のユウジが決定。
その命令にナギサは経理部のアンジェリーナを呼び出し、
Ａ-TECの財務状況改善を図る。……が、Ａ-TECメンバーは突然の状況に混乱し……。
まあ、費用削減の描写はテンプレに次ぐテンプレ（たとえば裏紙の使用は、
その使用した裏面の内容と表面の本旨がごっちゃになって混乱するので、
まるですすめられない）。ですからマジメにとりあげられないんだけど、
アンジェリーナの言い分はおおむねただしい。
現在のＡ-TECメンバーの予算意識と守秘意識はズブズブで、
改善部分が大量に存在する。カイトは、財務、労務、守秘、その会社のシステムに、
いかに自分が無頓着であったかを意識し、アンジェリーナの進言を飲み込む。
……で、最新ハンガーは没収。
霧科コーポレーション創設者が、
その会社の礎を作るガレージでＡ-TECメンバーは巻き返しをねらう……と。
まあ、ここからが物語の本番の模様。
ナギサは自分の目的のために、Ａ-TECを利用するつもりで延命措置を図る。
そのためアンジェリーナを派遣した。ユウジの削減した資金の横領は、
ちょっと幼稚というか露骨だよなあ。
物語から追い落すためだけの伏線でしかないしね。

■2014／７／18／Saturday
　『ターミネーター：新起動／ジェニシス』――

　「３」と「４」の失敗でターミネーターの物語は整合性と統一性を喪失した。
　ならリセットしちゃえ！　……っていうのは、まあ割り切り方としては立派。
　「どの時点で１～４と本作が分岐したのか？」って考察はできそうだ。
　本編は、まあ、ヤング、ミドル、シニアのT800が登場したのは満足。
　娯楽作品としては及第ですけど、いまいち画作りに工夫がなくてのぺっとしている。

『Charlotte（シャーロット）』第３話　「恋と炎」
http://charlotte-anime.jp/
ハッカー＝発火ね（笑）　学園の生活にも慣れて、
同時に生徒会と能力者の保護の仕事にも慣れてきた有宇たち。
今回は口寄せ能力と、発火能力を持つ少女で「How-Low-Hello」のボーカル、
西森柚咲（ゆさ）の確保に関係する。
まあ、なんだろうか？　柚咲本人は口寄せ能力の持ち主。
……で、彼女は亡き姉の美砂を憑依可能。その美砂は発火能力の持ち主。
事件の経緯はアイドルの柚咲が、
偶然、悪事へ関るＴＶ局の大物プロデューサーのスマホを拾い、悪事の片鱗を知る。
柚咲をプロデューサーが追い込む。その危機に柚咲に憑依した美砂を含め、
有宇、友利、高城が立ち向う。
このプロデューサーの追い込み方は、あくまで茶番だな。
行き当りばったりで計画が進行し、偶然、計画が成功した感覚しかうけない。
緻密さはないです。ただ、その部分は（も）、いつものだーまえだよなあ（笑）
一応、原付２尻で美砂が死亡する原因となったショウの贖罪の話にはなっている。
とりあえずは今回でメインビジュアルに存在していたキャラクターは全員集合。
いってみれば仲間集め終り。
今後どう物語を展開させていくか？
その意味ではたのしみにしています。

■2015／７／19／Sunday
　午後から三河島でTRPGのセッション――。

　『神我狩』のGMをやらせてもらいました。
　
　

　
　http://r-r.arclight.co.jp/rpg/kamigakari

　参加者のみなさんはお疲れ様でした。

　まさかの“きゅうり”で５戦全敗とは……。

■登場キャラター（PC番号順）

▼PC①　横山　天太郎／男／20歳
人間／レガシーユーザーＡ・レジオンＢ／大学生
Ｔ県の工業大学の学生。その大学が隕石（キベオン）から鍛造した天鉄刀の持ち主。なんでも展示されているのは偽物で横山の持ち物が本物だという。安定した戦闘能力と指揮能力で活躍。超常の力を認識せずカマトトぶるけど、今回は立派なPC①であった。

▼PC②　桑原　樹／女／24歳
夜魔／ダークハンターＡ・ドラゴンキャリアＢ／宗教家
16年前の煉獄の夜で実家神社が焼け、その修復費用に超常現象解決の依頼を引き受ける苦労女子。オシラサマの祭神をふまえ（人馬和合の神格）、半人半馬、いま流行りのケンタウロス娘に変身する。非常に高い移動能力を使用し戦闘のさきがけを十分つとめた。

▼PC③　転法輪カブト／男／30歳
人間／レガシーユーザーＡ・Ｂ／エージェント
僧籍を持つ“特対”エージェント。神器の“巨大神鎧”を光背の仏像にならえ、様々な仏像ギミックを活用して戦闘する。基本的には、自身と他者を含む防御と自己再生能力に特化した性能。すくなくとも最後の戦闘では本人は演出をやりきって満足していた。

▼PC④　リチャード・アイオワ／男／45歳
サイボーグ／アークスレイヤーＡ・ドラゴンキャリアＢ／富豪
通称“社長”。あのマーベルの鉄人のモデルは、じつは“社長”がファウンダー（創始者／開発者）。そのうちマーベル（ディズニー）の法的部門が動き出すに違いない。世界的兵器開発メーカーのはったりと、アークスレイヤーらしい爆発的攻撃力で十分に活躍。

▼PC⑤　大　雪（おおいゆき）／女／17歳（外見年齢）
神霊／タイムウィザードＡ・Ｂ／医師
北海道、大雪山の神霊で東京には、その分霊が来訪している設定。だが、東京に来て３年と案外日は浅い。どちらかというと神霊のバックボーンを使用し情報収集で活躍。長年存在しているゆえ知識の裏付けは充分。戦闘では両腕の時計を武器に戦闘を行う。

■プレイの内容

□■
このシナリオはＭ区 *1 の地下に存在する東京の雨水処理施設を舞台にしている。
アラミタマ *2 が原因の局所災害（豪雨）が発生。地下が冠水し、
その内部に様々な事情で入り込んだPCがアラミタマを討伐。地上へと脱出する内容だ。
PC①はヒロイン（水城水夏 *3 ）と児童グループと一緒に、
雨水処理施設を見学していたとき。PC②はＮPCの黒井菊理から依頼をうける途中、
地下鉄線路内に濁流が流れ込み電車が脱線して。
PC③は、その冠水現場へ向うヘリが墜落して。
PC④は処理施設へと取り残された人々の救助へ向い、
濁流に押し流され部隊が散り散りに。PC⑤は覚醒をすると、もう水中のなかだった。
５者５様の導入を終え、 *4 PCはシナリオ本編へ挑む。
大（おおい）と社長はモノノケ *5 とアラミタマの姿を目撃しており、
この事件が超常へとまつわるものだと全員が予感した。
施設は停電。冠水の影響で水位がどんどん増加する。*6
超常事件以外の障害がPCをはばむ。
PCはアラミタマの討伐と同時に、
「処理施設の復旧」「安全の確保」「施設から脱出」するため行動を開始した。
なお、今回のシナリオではシーンを順番に展開せず、
シーンタームを書き出し、プレイヤーにシーンを選択してもらうことにした。 *7

■□
たとえば当日使用したシーンタームには、
「シーン01：ヘリの残骸から役立つものを探し出す」
「シーン05：施設電力と電波障害を復旧する」が存在した。
この紙片を複数しめして、紙片を選択したプレイヤー①～⑤が、
シーンプレイヤーを担当する。この利点は、基本、
順番で展開するシーンスタイルの作品で、「どのシーンを最初に消化するのか？」
優先順位と取捨選択をプレイヤーができる部分だ。*8
プレイヤーは、まず、施設の機能回復から開始して、停電を解消し、
排水装置が存在する部屋の情報を得た。
結局、ＮPCのカラミに関係しそうなシーンは後回しにしてしまう。
カブトなど導入シーンで負傷したＮPC（園上信一）を、
最後の付近までずっと背負ったままであった。*9
さて、施設内部に発生した法則障害も消去し、*10 PCは排水装置の稼働に挑戦する。
……が、場所は水中。装置が存在する部屋に続く通路は、水没し、
緊急事態に非常扉がおりていた。水中で、解除装置を作動させることは非常に困難。
そのため特殊能力が割り当てられている、*11
ヒロイン（水夏）に活躍してもらうかどうか？　横山と、
そのほかプレイヤー（中心は“社長”）が話し合う。*12 おもしろくなるかだ。*13

□■
結局のところ、打算とおもしろさをプレイヤーは選択した。*14
ヒロイン（水夏）には水中で解除装置を作動させてもらう。
途中、彼女を襲撃したモノノケにカブトが霊力結果を展開。*15
横山が人造神器を引き出す場面を隠す。だが、超常能力をいつまでも否定する横山に、
変身した“半人半馬”の桑原が言うのであった。
超常の力の得た自身の現実から、いつまでも目をそむけてはダメだと。*16
排水に成功したPCは、以後シーンを消化し、今回のアラミタマ（コンライ）が、
以前、関東地方に現れ討伐され、*17 そのときМ区の要石へ、*18
半身を下敷きにされた事実を突き止める。“神霊”*19 の大（おおい）が、
プレイヤー自身の知識を含め、大半背景を解明するなか、
PCはコンライと最後の戦闘へ。
……が、隕鉄の剣を持つ主役と、いま流行りのケンタウロス娘、
自分こそ起源だと主張する人型装甲をまとう社長、ギミック満載の仏像を背負い、
“やりきる”のに成功したエージェントは、なかなか強力であった。*20
“概念破壊”の結果にプレイヤーはブーブー文句をたれたが、*21
アラミタマをPCは、それほど苦戦せず一蹴。
処理施設の超常現象は去り、
ヒロイン（水夏）の笑顔とともに夏が来るのであった――。*22

■脚注
※１　有体に説明をすると港区麻布
※２　大抵の場合、邪悪な目的で行動する力の強い超常存在。ただ、PCたるカミガカリと出自は一緒で、アラミタマも体内に超常を得る源の“断片”を取り込む。
※３　水城水夏（みずしろすいか）。八百屋の一人娘。水泳が得意。プレイヤーは“すいか”の設定と名前に“ネタ”だといったが、それでよくて、その部分にはねらいがある。まず、ＮPCの目立つ名前は、個性と同時に強い第一印象を残す。以前、「GMがかんがえているほど、ＮPCの容姿や性格はプレイヤーへ伝播をしない」ことを話したが、唯一、名前、性別、年齢は、ほぼ確実にプレイヤーへと伝播する要素だ。その名前にくわえ、水夏は得意分野の水泳でシナリオ解決に有利な能力を、プレイヤーへと提供する。
※４　冷静に振り返ると、わりとひどい（笑）
※５　怪物や妖怪といった超常存在の総称。
※６　水位には４段階あって、２シーンが展開するたび増水していく。そのたび、あらゆる判定に最低－１（膝の高さ）～－４（全身）の修正をうける。
※７　あくまで今回のオリジナルルールで、本来、本作ではGMの指定した順番にシーンが展開していく。
※８　今回使用したシーンタームは、「ヘリの残骸から役立つものを探し出す」「水夏を含め生存した人々の救助用品を探し出す」「園上新一に安全な場所を確保する」「施設全体の状況調査施設電力と電波障害を復旧するむ「モノノケの目的を調査する」「施設の排水」「石柱の正体を調査する」「アラミタマの正体を調査する」「アラミタマの目的を調査する」「ヘリ～」から「モノノケ～」までプレイヤーに最初に提示され、以後の情報は進行状況によって提示をされる。
※９　まあ、PC①から席順左回りでシーンを展開していきましたからね。カブトのレイヤーがシーンプレイヤーになったのは５巡目であった。
※10　給電施設の入口を封鎖していた「ホーンティング」と、排水施設内部で要石を弱体させるために霊力を供給していた「解放儀式」。
※11　水泳が達者な水夏は、水中で行う行動を、判定しないで自動成功させることかできる。ちなみに解除装置をPCが作動させるならば［目標値：16］。くわえて水中での行動には－４の修正がつくので［目標値：20］になった。
※12　ヒロインが持つ能力はたしかに有効だが、その場所で戦闘が発生した場合、ダメージの1/10をうける設定を情報は記載していた。PCが現場にヒロインを連れて行くか？　で、ヒロインの運命が決定するのだ。その部分を明確にプレイヤーに提示しているからこそ、選択の葛藤において密室性の排除と説得力が誕生する。おそらく現在のシステムのほとんどが選択しているはずだ。それはおいておいて、社長のプレイヤーは単純におもしろがっていただけである。ＮPCとカラまないと！　うんうん（笑）
※13　それが一番重要だよな（笑）
※14　ちなみにプレイヤーとしては、それほど葛藤はなかった模様（笑）
※15　霊力結果を展開することによって、PCは超常能力の隠蔽をしたり、一般の人々を安全な場所へと切り離すことができる。今回の場合、カブトは横山が超常能力を発揮した瞬間をヒロインから視認できなくした。
※16　そう、ケンタウロス娘がいうのだ。まちがいない（笑）
※17　江戸時代以前に数名のカミガカリと竜王に討伐をされた設定。
※18　滝沢馬琴の『兎園小説』には港区麻布に存在した５つの奇石（異石）を記す。麻布の要石は、その１つで、『兎園小説』の原文は以下のとおり。「～その四は、五嶋家の門前大路の中央に、径尺余の頑石凸起してあり、道普請の礙（さわ）りなりとて堀りけるに、その根、金輪際までも入りたりとて、元の如く捨て置きぬ。往来の人、塩を手向けて足の願をかくる事、半蔵御門内の石に同じ～」
※19　プレイヤーは「この部分は神様の意地で」と語り、情報収集に熱意をこめる部分はあったようだ。まあ、もともと神様ですから過去の出来事を熟知している説得力は強い。なお、今回のアラミタマのモデルは荘子の「消揺遊篇」がモトネタ。「鯤（こん）の名の魚が南の海に向うときに鵬（ほう）の名の鳥に成る」だ。おどろくべきことに大（おおい）のプレイヤーは自身の知識で、この出典を当日指摘していた。
※20　横山にトドメをささせようと、桑原が半身半馬の姿に槍で、カブトがダメージ防御、大（おおい）が“ヒロイン”の体力回復を行う。だが、とどめをさしたのは“社長”の高周波ブレードの一撃であった。あと、カブトの仏像ギミック（笑）
※21　単純に説明した場合、“概念破壊”は霊紋（ヒーローポイント）を消費したダメージ増加能力だ。だが、霊紋はごっそり消費したのに、ダイスはふるわず、その増加したダメージは勝敗に寄与しなかった。なお“概念破壊”を使用した横山と社長は自分の出目をごまかすため「システムのせいだ」「クソゲー」と呪う悪いプレイヤーになった（笑）
※22　なお、当日は梅雨あけした模様。この現実すら呼び込むGMの力を見よ（ウソ）

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