mixiユーザー(id:9131574)

2015年07月18日23:25

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7/11地下鉄博物館

この日は近くまで行ったついでに地下鉄博物館に立ち寄る事にした。この日の企画コーナーでは「日比谷線車両の技術変遷展」が行われていた。乗る事は少ないとは言え毎日見ている路線だけに興味深い他先日東武との共同開発される新車13000系と言う話題もある為、見ておきたい企画である。
地下鉄博物館に入館し、先ずは通常展示を見る。展示されている車両は銀座線と丸ノ内線であるが、銀座線の新車1000系はここで保存されている黄色い車両の色を引継いでいるにも拘らずその案内がない等微妙な点もあった。その他特徴な面として地下工事用のトンネル掘削機等の機械の展示を行っている点は他にはない面である。その他の展示も通常通りなので一通り見て日比谷線展示へ向かう。
日比谷線車両の編成と言いつつ開業に至るまでの計画や建設段階から展示は始まった。従来の銀座線や丸ノ内線とは異なり最初から私鉄との直通運転を行う事を前提に計画が進められた為、営団初と言う技術が多い。またそれ以外にもATC等日本初の技術も使われている等、最先端の路線である。初代3000系は地下鉄車両でありながらパンタグラフを備えたり誘導無線により指令と連絡を取る等今では当然の技術の先駆けとなった。03系も最新鋭ではなくても新技術を積極的に取り入れた車両である。さらに今後登場する13000系も全車0.5M方式等特徴的な技術が取り入れられている。しかし13000系については詳しい展示がなかったので詳細は今後と言う事になるのが残念な面である。東武博物館で同様の展示を行っていたとしても未確定部分が多くこれ以上の情報は難しいと思われる。車両以外の展示を見ると面白い面も多く、開業当時は2両編成であったが順次増結し現行の8両となった。当然沿線住民の増加によるものであるが、単純に私鉄で都心に出て地下鉄に乗り換える場合と比べて増加率がどれだけ違うのかと言う点が気になる。混雑対策として5ドア車両を入れたが、東西線のワイドドアと比べてどちらが効果的かと言う点も見逃せない。新車の13000系は標準的な4ドア車になるが、ワイドドアになるかは不明である。地下鉄と私鉄の直通目的で開業し他の路線の試金石になった面のある日比谷線であるが、東横線との直通運転を中止すると言う点でも例を見ない出来事であり、どの様な影響があるのか今後の動向が気になる。
その他有楽町線・副都心線の小竹向原駅付近の立体交差工事のビデオが上映されていた。個人的に気になる内容なので見て行く事にした。小竹向原-千川間は有楽町線と副都心線の分岐点がありながら未だに平面交差している。その為通常でも徐行や停車する事がある上にダイヤが乱れると復旧に手間取る面もある。このビデオを見ると地中の工事の上に運行に影響を与えないとなると途端に難工事になる事が分かる。副都心線開業までに完成させておくべきであるが、間に合わないからと言って渋谷-千川間の部分開業では意味がないと思われる。予想以上に考えさせられるビデオであった。
館内を一回りしたので引き上げる事にした。
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