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2015年07月06日10:00

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海街diaryを観てきました

7月4日 土曜日 各務ヶ原市 イオンシネマ(10スクリーン有る、シネコン) で、
9:30〜の上映でした

ほんの3ヶ月足らずの期間ではあるものの、原作にどっぷりハマっている、私としては
映画の公式サイトで公開される予告編や http://umimachi.gaga.ne.jp/
各所で流れる番宣番組(メイキングとか、番組ゲスト)を観て
かなりの違和感を持っていたのが 正直な所でした

6月6日に鎌倉で一日遊んで 現地風景の予習済み 現地喧噪も見てきたww
映画と原作を別物として、フラットな気持ちで楽しもう という立ち位置で
雨で山へ行けない週末になった所で、ふと思い立っての観覧でした

当日は8時前に家を出て、車で移動、9:15に入館。 140席ある8番スクリーンは、10人程しか
入っておらず ガラガラでした(笑) <こんなんで良いんですか? イオンさん

************** 観た 以下 ネタばれ

4姉妹の全員に生活感を出そうとした? のか、決して短い尺とは言えない 126分ですが
ちょっと 散漫な感じはしました。

監督さんが丁寧に描こうとした 佳乃の彼(藤井君)との関係も
ベッドで現金を持たせてみたり、信金の口座解約させてみたり、
電話(留守電)で一方的に別れ話させてみたり・・・・・してましたが、

全く原作を知らない人があの「ピース」をはめ込んで、組みたてて
その後 よっちゃんが、ヤサグレている 理由になっている なんて、気づかないと思うし
**原作では、佳乃は現金を渡して無いんです、藤井君はもっと作者に大切にされている
  それは、関連作である「ラヴァーズキス」の主人公からの流れで。 でも、本作では
   そちらの関係より、この映画の中で 佳乃が彼氏との別れを経て(一時やさぐれて)
    それから、仕事に一生懸命になり、その次に坂下課長へ向かう
   (ここまで、映画では描き切れてないけども)流れなのだと思います。

原作に出てくる、すごく大切なセリフ「たからもの」を、お母さんではなく
海猫食堂の幸子さんに言わせてみたり
(ちょっと唐突で軽すぎる、もっと大切で泣かせるセリフなんだよなぁ)

予告編で違和感があった、四姉妹が並んでいるシーンの「すずはここに居て良いんだよ」
が 本編では さちと二人で居るシーンに入るせりふだったし
**あのシーンなら、確かに筋上納得がいった、この映画の一番大切な所だもんね
  予告編では、さちの「おとうさんのばかー」だけしか、流されなかったのも納得
   あのすずの一言が とても重要だもんね うん

千佳は原作より活躍してましたね、すずに一番年が近い姉妹として、
すずの本音に一番近い位置に居る 感じが良かった。
*アフロ店長軽すぎだけどね、足の指のネタは、そんなに軽く口にしないもんだぜ

そして、何より 一番の不満は すずが 鎌倉へ行く決断をしたシーンまでの
お葬式からの流れ 心の変化が納得いくようには描かれていなかった 様に思う
お母さんが挨拶出る出来ないで揉めたり、とか、4姉妹が写真見て昔を思い出すとか
幾つかのエピソードが並べられているけども、 何かを削って もう少し気持ちが
鎌倉行に傾く、そのお膳立てに もう少し時間や、要因の追加 が欲しかった気はする

と、まあ 結局 原作愛に満ち溢れすぎた辛口 レビューとなりましたが

でも、ちゃんと泣いて来たよ うん 原作知ってると 自動的に 「ここで」って所で
涙腺が緩むんだもん(笑)

まあ、観ないで悶々としているよりは みて 別物だけど これはこれで良かったと思える

そんな映画でした。

*******************PS
金曜ロードショウで 流れた サマーウォーズ も 日曜日に録画で見た

なんか、狭い範囲でチマチマと終息するネタでしか 映画が作れない 日本病?

みたいな事を 海街も絡めて 考えていた

でも、でかい事を書いているようでも アメリカの映画は 大体アメリカの中で 事件が起きている
T2だって、サイバーダインもスカイネットも、アメリカの中だもんね

ま、あんまり 劣等感持ちすぎるのも良くないのかな
日常を描いて それでホンワカするのも 映画としては有りなのでしょうかね(笑)
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