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2015年06月25日05:08

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浅川マキ 『ロング・グッドバイ 浅川マキの世界』  白夜書房 2011年1月刊

四年前に読んだ本。
浅川マキ 『ロング・グッドバイ 浅川マキの世界』 http://goo.gl/JYdQlu #bookmeter 白夜書房 2011年1月刊。2011年3月7日読了。

2010年1月17日に亡くなった歌手、浅川マキの文章・対談・インタビュー・ディスコグラフィ・年譜と関係者のインタビューを収録。

私は高校生の頃(1970-72)、彼女の歌が好きで何度か聴きに行きました。

四十年前に聴いていた「夜が明けたら」を今でも https://www.youtube.com/watch?v=No3J5vFK3ic で聴くことができて、本書を読み終えてから何度も聴き直してしまいました。

「長谷川博一 デビュー・アルバムの『浅川マキの世界』[1970.9]を聞くと、どこか日本ふうに演出されたブルースの世界がやっぱりあって、今おっしゃった "辛いことを辛いとうたわない" という世界は少し薄められている気もしますが。

浅川マキ いえ。でも「夜が明けたら」をもう一度聞いてみていただきたいんですけど、あの曲は確かにマイナーですよね。だけど私は絶対に暗くうたっていませんよ。むしろ特別な感情を入れずにうたっています。確かに "切符を一枚用意してちょうだい" という詞の一節があります。でも言葉とは裏腹に、ちっとも期待していない歌い方、闇に向かって、誰もいないところへと放り投げるわけです。」p.196 第六章 神がブギ・マンだとしたら

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