五年前に読んだミステリ。
L.T.フォークス 『ピザマンの事件簿 デリバリーは命がけ (ヴィレッジブックス)』
http://goo.gl/aIAjz7 #bookmeter 鈴木恵訳 ヴィレッジブックス 2009年5月刊。2010年3月14日読了。
2003年に米国で発表された、「働く男のミステリ」、テリー・サルツ・シリーズ第一作。
舞台はオハイオ州北東部グランド郡北部のスペンサー。
主人公は26歳、身長195センチ、元大工。酔って暴れたため刑務所入り。仕事も妻も住まいも失い、出所後、ピザ屋の配達の職に就きます。
大男で肉体労働者の主人公がたくさん食べる食事のシーンが美味しそうです。
「トレーラーのまわりのわずかばかりの芝を刈り、午後の盛りにふたりでバーベキューをやった。
ステーキとベークドポテトをたらふく詰め込み、スライストマトとラディッシュと玉葱とマッシュルームを刻んだモツァレラチーズと和えた大量のサラダをたいらげた。」 p.65
「おれの前にD定食を置きながら、メアリーが訊いた。
……
卵三個に、コーンビーフハッシュ、ハッシュブラウン、ソーセージ、テキサストースト、という自分の朝食をながめると、よだれが湧いてきた。」p.151
テキサストーストが分からなかったのでググってみると、厚切りのパンで作ったガーリックトーストのようです。
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