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2015年06月01日17:42

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都市で生活することのリスク

高層ビルにおいてはオフィスでも住宅でもエレベーターなしには機能しないということが証明されたわけだ。

このような災害時には特に厄介な問題で、安直な都市計画のツケが今になって回ってきたということ。

住めなくなった高層マンションはステータスのシンボルから巨大スラムに変貌する。

考えてみよう。有事の際は膨大な数の難民が狭い街にあふれかえることを。

おそらくコミュニティのいろはも理解しない人々は街の復興の役に立てるのだろうか?

免振機能などで建物の構造は確保されても生活が成り立つようになるまではなかなか難しいだろう。

エレベーターの機能が高層マンションの生命線だとすれば、これがダメになることは致命的だろう。

牛乳1本買ってくるためにパパは40階の階段の上り下りを強いられるとしたら、これはやってられないだろう。

こんな話がある。数10年前のことだがハワイに大型台風が襲来し、大規模な停電が生じた。

ワイキキの高層ホテルに宿泊した友人はハンバーガーを買うために30階の階段を上り下り。
2日後に復旧したが、食事のたびにこんな目に遭って、もうコリゴリだと言っていた。

それでも目的のゴルフはおじゃんになったが、おかげで足を鍛えられて健康的な旅になったと笑っていたけど。

ダメもとでルームサービスの電話をフロントに入れたら、「今から準備して4時間後になりますが」と言われたそうで、笑えないジョークも退屈しのぎには十分だったとか。

僕はもともと高所恐怖症の上に閉所恐怖症なので高層ビルもエレベーターも苦手。
こんな話も聞いていたので、ハワイでは低層棟のコンドミニアムを使ってなかなか快適だった。
やっぱり地べたはいいなあ。

長年都市生活を続けていると、その便利さから移住に二の足を踏む人は多いと思うが、今からでも遅くない。手持ちの不動産に値段がついているうちに売却も視野に入れてシェルターとしてのセカンドハウスの購入を考えるのもいいかもしれない。

地震保険の加入もいいが、もう一つ先を見通せば別なプランも浮かんできそうな気がする。


地震、エレベーターの対策は
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=2&from=diary&id=3443920
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