別に市のせいじゃない。
そもそも現況届は住民基本台帳の記載事項証明を窓口で発行して申請したもんだ。住基ネットに記録がなければ別な方法で確認すべきものを、ハガキの返送をもって良しとしてしまったことが原因。
確認のポイントも抑えないで50年も不正受給を見逃すなど、責任は制度側にあるのは明白だ。
おそらく不正受給を行った元市職員も制度の不備を知ってのこと。役人のモラルなんてこんなものだ。
この事件を受けて制度を変えることや調査を行うなどの声が制度から聞こえてこないのも情けないね。所詮、事務方も隠ぺい体質は相変わらずで機能不全だから無責任な対応をとることに何の罪悪感もないのだろう。
本気で調べれば同様の事例はボロボロ出てくるよ。
まったく入口(納付)から出口(給付)までダメづくし。こんな制度を信用してください!なんてよく言えるもんだ。
この制度に寄生している全ての理事や職員は職を返上させてもいいくらいで、責任の所在と処分をきちんとしない限りスタートラインにも立つ資格はないと思う。
せっかく機構を立ち上げて職員を入れ替えても体質そのものが変わらないのと、元の職員も混在していることから組織改革もなかなか進まないのだろう。
以前新採の職員から聞いたことだが記録もゴチャゴチャでひどいものだったらしい。就業時間になって仕事が残っていても帰るのは旧事務所の職員ばかり。書類の不備の更生作業で一日が終わるなんてこともあったらしい。
旧職員は年齢的にももういないだろうけど、悪習はそのまま引き継がれているんだろうなあ。
外の日記もサーッと見渡したけど、年金機構のSNS監視隊の書き込みがないのが不気味だな?
■年金不正受給50年 岐阜・恵那市が会見で謝罪
(朝日新聞デジタル - 05月09日 15:53)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3408531
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