週刊文春、やサンデー毎日、或いは
週刊朝日などの報道やジャーナリズムが主体の週刊誌の中で
子供の頃から馴染みがあるのは
週刊新潮である。
子供のくせにニュースをと思うかも知れないが。
何の事はない、
テレビで「週刊新潮はあした発売で〜ス」と女の子の声で
流れるCMとほのぼのとした絵柄が好きだった。
まぁ、最近は堅物で通ったOKIも多少軟らかくなり
週刊大衆や、週刊現代、フライデーなんぞを
読み漁ってますが!
して週刊新潮のほのぼのとした絵を描かれた
谷内 六郎さんの作品を集めた谷内六郎館が、
横須賀美術館があると聞く。
調べてみたら、
観音崎の近くだとか、
(駅から遠いぃ)
バスもあるが、
<馬堀海岸駅から美術館まで>
〜潮風を感じながら小1時間のプチウォーキングです〜
いいねぇ、プチ大好き、
なんちゅうたら、プッチンプリンなんていうもんね。
馬堀海岸から、ひたすら歩いた。
走水の海岸は浪穏やか、
海草が水中にも
浜にもたくさん見える。
石をどかして何やら採取する人がいる。
何が取れるか聞いたら
ぶっきらぼうに
浅利だよ、と返ってきた。
海草を干している家があったので
覗いたら、
押切で何かを切っている。
場所柄ワカメですか?と聞いたら、
昆布だという。
ここでも昆布が採れるなんて知らなかった。
ホテルの脇をあがると
道を挟んで
横須賀美術館がある。
目的の谷内六郎館、
入場を聞いたら
谷内六郎館は作品入れ替えで休館。
「週刊新潮は本日きゅうかん〜でぇす」ということか、
受付嬢が只今、ほっこり美術館を開催中ですよ、
思わず、焼き芋ですか?と聞いてしまった。
せっかく来たのだから入ることに決めた。
http://www.yokosuka-moa.jp/exhibit/kikaku/1501.html
入口の暖簾をくぐると。
焼き芋もふかし芋もなく、
見ているとほんわかする絵画。
江戸時代の浮世絵の猫やら、
くりっとした目をした憎めない鬼達。
アクリルの水面に入れられた本物そっくりの金魚たち、
少年、少女、赤子たちのあどけない笑顔。
安心しきって寝そべる猫の描写。
花粉もいっぱい吸っただろう
ふかふかのお布団ね絵。
子供たちの笑顔えおかいた
風船暖簾を檻に見立てたその中には
椅子に座った大きな熊さんのぬいぐるみ。
総点数幾つあるのだろう。
贅沢な話だが押しかけるように
癒しの作品に囲まれると
逆に少々疲れるかも、
お皿に少量、お料理をのせて
戴く方が美味しく感じるように、
落ち着きのない
OKIとしては、
この中の数点かを
並べてじっくり鑑賞すると、
なお良さが分かるかも、し・れ・な・い。
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