私が好むクラシック音楽のコンサートが
室内楽、ピアノ、声楽の方が多いからでしょうか?
チケットサービスの会社から、
とても魅力的な声楽リサイタルの案内がきました。
アンネ・ソフィー・フォン・オッターとカミラ・ティリングの
デュオ・リサイタルです。
実は私、
メゾ・ソプラノ歌手のアンネ・ソフィー・フォン・オッターのファンなのです。
私見ですが、1980年以降、頭脳化した歌手が増えたと思っていますが、
彼女はその中の筆頭に位置づけています。
だいぶ前に水戸芸術館で彼女のリサイタルを聴いて以来かな…。
9月中旬は、なにかと予定が立て込みそうなので、
「行く!」と即決できないのが悩ましい。
このリサイタルはソプラノ歌手と共演するので
二重唱も楽しめそうです。
オッターのプログラムはいつも凝っているので、
演目のラインナップをみるだけでも楽しいです。
なぜなら彼女の意図を読み解ける感じがするからです。
最近の歌手は、多様な曲をうまく配列して
詞の内容でストーリー性を構築することが多いでしょう。
演目はドイツ、フランス、北欧の作曲家のものが中心ですが、
最後に「ほか」とあるのは、プラス・アルファがあるということでしょうか。
シューベルトの「魔王」のような男声歌手のための歌曲を
オッターが歌うというのも聴きどころです。
■アンネ・ソフィー・フォン・オッター and カミラ・ティリング in リサイタル
■2015年9月25日(金)19時@東京オペラシティ
【出演】
アンネ・ソフィー・フォン・オッター(メゾソプラノ)
カミラ・ティリング(ソプラノ)
ジュリアス・ドレイク(ピアノ)
【プログラム】
メンデルスゾーン :挨拶Op.63-3 (デュエット)
リンドブラード:夏の日(ティリング)
警告(フォン・オッター)
少女の朝の瞑想(デュエット)
グリーグ:6つの歌Op.48(ティリング)
「挨拶」「いつの日か、わが想いよ」
「世のならい」「秘密を守るナイチンゲール」
「薔薇の季節に」「夢」
シューベルト:月に寄せるさすらい人の歌 D.870(フォン・オッター)
夕映えの中でD.799(フォン・オッター)
シルヴィアにD.891(フォン・オッター)
魔王D.328(フォン・オッター)
メンデルスゾーン:渡り鳥の別れの歌Op.63-2(デュエット)
すずらんと花々Op.63-6 (デュエット)
マイアベーア: ご領主様がた、ご機嫌いかが(ティリング)
おいで、美しい漁夫の娘(フォン・オッター)
ベルリオーズ:罠 Op.13-3(デュエット)
フォーレ:黄金の涙 Op.72(デュエット)
シュトラウス:万霊節 Op.10-8(ティリング)
薔薇の花輪 Op.36-1(ティリング)、ほか
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