まずはもって良い街である。
新幹線の開通で割を食った感はあるが、3セクで鉄道も残っているし、東京から直行の高速バスもある。
ただ、地元の商店街は壊滅的だ。佐久平や国道沿いの大型店舗に息の根を止められたのだろう。
駅の業務は町役場を経由してシルバー人材センターが代行している。
物件はその駅から約700m。総合病院までも同じく700m。東京の住まいよりも条件はいいくらいだ。
さすがに建物は古く、なぜこれほど敷地ギリの位置に建てたのか不思議だ。接道が悪く、売り物になっている前の敷地を購入しなければ再建築は難しいだろう。
ともあれ敷地は90坪ほどあるので庭も十分広く、引き込み通路も含めれば普通車4台は余裕で駐車できる。
隣家との密接が気になるが南側は畑で日当たりは上々。建物は素人の補修が施され、住むにはリノベーションが必要だな。
コツコツ楽しみながらやっていくのも面白そうだ。
周囲を散歩がてら歩いてみると、精密機械の大企業の施設も多く、そのせいか意外にも若い家族連れをそこここに見かける。見かけより活気はありそうだ。
僕の好きなスーパーTSURUYAも徒歩圏だし、昼飯に喰った「大石家」のラーメンはめっぽう旨かった。
これで額面通り夏涼しければ住んじゃいたいところだ。
こんな家が中古のワンルームマンション1戸の金額で買えるのだから驚きだ。
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