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2015年04月17日15:09

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残された脅威

薬の成分量が変わってから一週間が経過した。
今のところ好調を維持しているが、これが薬の効果かどうかは疑問である。
最近では心にゆとりができ、精神状態も一定に保つことができている。
おそらく、時間による解決なのだろう。
だが、安心するのはまだ早い。
私には最後の大掃除が必要なのである。

次回の診察で主治医に話すべきこと。
ある特殊な刺激に対し過剰に反応し、余計な思考回路が働いてしまうという現状。
そのキーワードは、ズバリ 「やまなし」
こうしてパソコン入力するだけでも軽い拒否反応があるほどである。
嫌悪感が過去の記憶をよみがえらせることもある。
症状と呼べるものではないが、心に残された負の遺産だということは間違いない。
精神科に通っているのだから、申告して治療が可能であればラッキーなのである。

先日、現状を象徴するような場面があった。
前々回と前回の「笑点」は2週にわたって山梨で収録されたものが放送された。
当然「やまなし」という言葉が連呼される。
私は承知の上で見たのだが、まるで集中砲火を浴びているような気分であった。
笑点なのに笑える点が一切なかったという有様。
結論を言うと、テレビで山梨が出てきたら視聴を止めた方がいいということ。
これは今までどおりの対処法だが、中にはそううまくはいかない場面もある。
だから、自然と視聴時間が減るのである。

かつて、私は「PTSDに酷似した適応障害」と診断されていた。
なぜそうなったかは割愛するが、刺激が加わると強い恐怖心を感じていたのである。
例えば、前の日記にある「収容所」の元上司に会うだけでアウト。
震えが止まらなくなり、力が抜けてそのまま寝込んでしまうという有様だった。
これが復職の妨げになった一因である。
もちろんこれは過去の話であり、現在はここまで深刻な問題ではない。
だがメカニズムはほぼ同じなので、当時の後遺症を否定できないのである。

そもそも、私にとって不愉快なのは「山梨県庁」であり「山梨県」ではない。
私は休職時にボランティアを通じて多くの人々にお世話になった。
今の自分が辛うじて人間性を保っていられるのは、その経験の賜物なのである。
だから、本来なら山梨県とその県民に感謝しなければならない。
ところが、それを完全に霞めてしまうほどにあのバカ県庁が酷すぎたのである。
私にとって山梨という存在は、出口の見えない苦難の日々を象徴するものでしかない。
そして、それが未来へと引き継がれようとしているのである。

よくわからないが、犬に噛まれた人が犬嫌いになるのと同じなのかもしれない。
要するに、怖いのである。
自分の過去は素直に受け入れるしかないが、同時に未来を守らなければならない。
だが、それをどうやって解決していけばよいか。
難しい判断を強いられている状況である。

これらを主治医にうまく話せるかがポイントになるが、いまいち自信がない。
だから、こうしてまとめてみたのである。
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