mixiユーザー(id:1428010)

2015年04月15日18:50

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海辺の徘徊、

家にいるとテレビやパソコンがあり
落ち着いて本が読めない。

些細な事で本に集中できないのは
本当の読書家とは言えないな。

読みかけの本をカバンに詰めて
電車に乗った。

電車の中が一番本を読みやすい。
(満員電車をのぞいて)

羽田から電車に乗ると終着駅は
新逗子。

下りてみるか。

JRが逗子駅なので
新逗子と名付けたか?

改札口に逸れは小さな売店、
中に入ると
駅員が改札と店も管理している。

古い記憶は何も役に立たず、
奥からリーフレットを出して頂き
それを道案内に歩く。

たしかこのあたりに
大きなラーメン丼に三人前はあろう
学生ラーメンを出してたのは何処だろう?

なんて古くを思いながら、
逗子の海岸へ行く。

逗子海岸は
石原慎太郎の「太陽の季節」の舞台になった
余りにも有名な場所。
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乱読はのOKIは
この本は読んだことが無い。

というか映画ががヒットしたが
田舎モンの私にはお金持ちの
ボンボンにしか見えない
若者たちの青春が、どうにも拒否感を覚えて
読む気がしなかった。
(だから本当の内容は知らない)

春風になびくヨットの帆を見ながら
水際を歩くと、意外ときれいな貝殻が目につく。
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そうだ!

るんるんうるわしき桜貝ひとつ
 去りゆける君に捧げむ
 この貝は去年の浜辺に
 われひとり拾いし貝よ

と歌われる「さくら貝の歌」の地

抒情的な物は何も持たぬが
二、三個の貝殻を拾ってみた。

小坪方面に行くと
渚が切れる頃、
海中に「不如帰の碑」が見える。
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海沿いに国道134号が走る、
海側は行き止まりになり
国道の反対側に出て
山側を歩き再び
国道をくぐると
、「不如帰の碑」を見る
小さな見晴らしがある。

写真にとったが逆光で
その碑文は読めない。

浪子不動の高養寺の前には
浪子不動園地という
小さな公園がある。
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徳富蘆花の碑と
さくら貝の歌碑がある。
タンポポや桜草に似た
ピンクの花や黄色い花が春を彩る。
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高養寺の脇から
披露山公園に続く浪子ハイキングコースを
逆から登る。

少しぬかるむ道は足を滑らす。
それでも、行く手には
野の花が咲き目を楽しませてくれる。
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かなり急なので
披露山公園につく頃には
疲労困ぱい。

もう散ったかと思った
桜が今は満開。
桜の下には
憲政神様と言われた
尾崎行雄の
「人生の本舞台は常に将来にあり」碑がある。
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売店で清涼飲料を飲み、
公園を歩く、



小動物や鳥が飼育され
猿山もある。
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展望台からは江の島が望める。
その向こうには富士が見えるはずだが
春霞がそれを阻む。

花を愛でる人達を後に
山を下り、
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岬の上の大崎公園にでる。
この公園からは江ノ島や富士、 逗子マリーナ・小坪港、
、葉山の山々や葉山マリーナも見降ろすことができる。

泉鏡花の碑あるらしいがそれに気づかず
山を下りた。

流石ここまで来ると疲れた、
バスに乗って逗子駅までもどる。

石原慎太郎,パチパチ(目)、徳富蘆花、
泉鏡花、いずれも読んだことないなぁ、
なんて思いつつ
構内の蕎麦蕎麦屋で
遅い昼飯を食い
家路についた。










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