mixiユーザー(id:1057202)

2015年03月20日20:48

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サットグルのコストパフォーマンス?

本日は「地下鉄サリン事件」のあった日ですな、あれから20年が経過したわけであるが、リアルな記憶のない20代前半の若い世代にとっては「オウム真理教」に対する意識も随分と様相が違うものであるらしい。


事件当時私はタイ・パンガン島で暮らしていたこともあって、わずか2ヶ月前に発生した阪神大震災のようなインパクトはなかった(報道される情報量の違いであるが・・)・・のだが、もし自分が日本に住んでいたらと考えるとなかなか冷や汗ものではあった。


前年の9月に東京・東中野のアパートを引き払っていたのだが、それまでの私は所属する派遣会社のアルバイトとして都内各地の内装関連業務に従事していて、都内のあちこちの現場に電車で移動する日々が多かった。

もしまだ東京に残っていたとしたら、あの事件に遭遇していた可能性だって低くはなかったのである。



東京・東中野は当時の衆議院選挙では「東京第4区」とされていて、90年2月にオウム真理教が選挙に大挙して立候補した際の麻原教祖自身の選挙区でもあった。

それだけに街頭での選挙パフォーマンスも直に見ていたし、アパートの郵便受けには毎日のようにチラシが入っていて、私としても「オウム真理教」という存在は大いに「気にかかる」対象であった。


これは私が初めてのインドへの旅へ出かける5か月前のことであったのだが、それ以前からこの団体の教義&方向性には、どこかしら心惹かれるものがあったのは事実であるだけに、もしその頃にこの団体に関わっていたとしたら・・・・

ご存じの方もあろうが、私はかって海上自衛隊の下士官(3等海曹)であり「潜水艦乗務員」だった経歴があるだけに、教団が引き起こした一連のテロ事件に「加害者」として関わってしまい、今頃は獄中にある・・・

となっていた可能性もあったのかもしれない。



結局はその時点でもオウム真理教とは全く接触することがなかった・・のは、2つの理由に絞られてくるだろう。


1つには、この団体の主催するあれこれのセミナーなどの受講料が「かなり高額なお値段」だったからである(笑)


当時はバブル景気真っ盛りの時分であり、私としても人生で「もっとも稼ぎまくっていた」時期なのであるが、それでもこの団体のセミナー料金は高く感じられていた。


しかしまあ、私の場合「霊性の道」に対する希求の度合いというのが、「どこか適当でいいかげん」である(現在も然りだが)ことが大いに幸いして?「真理の覚醒・解脱」の為にそんな大金を投じよう・・というような勇ましい決意をするには至らなかったのである。



現在にあっても、私は「宗教&精神世界」系のセミナーやレクチャーやワークショップ・・・などといったものに全くと言っていいほど参加したことがないのだが、要するにそれは貧乏だからなのだよ。


そこへ持ってきて「ラマナ=アルナーチャラ」を信奉するという営為には、それ自体には「ほとんど銭がかからない」ざんすからねえ、これほど抜群のコストパフォーマンスのグルはなかなかいないざんすよん、わははははは・・・・・!!!!!


もう一つの理由は次回に続く・・・
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