3年前脳梗塞を患い左手が不自由になって、カメラをキャノンからオリンパスに切り替えた。
回復するまでの一時的なものだったが、意外な使い勝手の良さに持ち出す回数も増え、回復した今でも日常的な仕事はこれでこなしている。
画質を考え単焦点のレンズばかり使っており、どうしても動きが大きくなるズームはサイズが小さい分ホールド感が不安定で使いにくいので出番は少なくなっていた。
先日、フォーサーズのハイグレードレンズの中古を入手し、アダプターを介して使ってみたところそのホールド感の良さと高画質にビックリ。
当時、フォーサーズも持ってはいたが、俗にいう「松」や「竹」レンズには手が届かんかったので、その世界は知らずじまいのままラインごと整理してしまった。
本来ならキャノンに戻るのがスジというものだが、こんなことがあってここへきて足踏みをしている。
そうこうしているうちに50−200mmにも手を出してしまった。
今日はこの重量級レンズを持ち出して試写。またまた期待通りの描写に浮気が本気になりそうで怖い。
その足で中野のフジヤカメラへ。
ショーウィンドウの中には価格の下落が激しいレンズたちがひしめいている。
新品ではとても手が出ない「松」や「竹」が破格の値を付けている。
ここが桃源郷か底なし沼なのかは知る由もないが、確実なのはすでに会社がマウントを放棄してしまったラインをこの時点で選択する価値があるかどうかだ。
実際アダプターを介した撮影では予期せぬトラブルが起きる。
先日も仕事の最中にフリーズし、電源も落ちず、バッテリーの抜き差しで回復したのだが、不安はぬぐえず、その日は2号機で撮影を続けて事なきをえた。
やはりボディもフォーサーズでないと不安は付きまとう。となれば選択肢はE-5以外ないのだがどうしたものか・・・
どんどん沼に入っていくことになりそう・・・・
ま、中毒患者みたいなもので痛みなんか感じないんだけどね。
幸せな悩みだこと。
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