滅入るな・・・・

このところ暗い出来事が続く。

先日くも膜下出血で友人を失ったばかり。

こんどは絵描きの先輩が脳梗塞で倒れたという。

昨年６５歳で初婚。40歳年下のカミサンと新婚生活をスタートしたばかり。

若いころからダンディで、女性の噂は絶えなかったが、いよいよ年貢の納めどころだと言っていたのを「介護婚じゃねーの！」悪態をついて祝福したのだが・・・

僕が同じ病から生還したのを知っている共通の友人から相談があった。

症状を聞くとなかなか難しい局面に立たされていると言わざるを得ない。

カミサンの献身的な看護のおかげで寝たきりは免れたようだが、言語と利き手の麻痺が残り、本人はそれがショックで光明を見出せずにいるとのこと。

運命は時に残酷だ。

同じ病でも酒もタバコもやらずストイックに生きてきた彼と欲望のおもむくまま不摂生を重ねた自分が真逆の症状に置かれている現実に不条理を感じる。

医学は日々進歩している。何とか希望を失わず、あきらめないでリハビリを続けて欲しい。

彼の希望で会って励ますことはできないが、自分が持っている情報は発信し続けていきたいと思っている。

肉体はもちろんだが、最近は精神を鍛えることの必要性を痛感している。

生かされていることの意味をもう一度考えて、生活を見直してみようかな？などとらしくないことを考える。

明日は早朝から１日現場を３カ所回る。終わったら行きつけの飲み屋で癒されよう。