先日、親友と一日かけて劇場映画三本をハシゴした。スペイン映画『 [REC]4 』、ミュージカル『 アニー 』、ジェイソン・ステイサム主演『 ワイルド・カード 』を観たが、一番心に残ったのは『 ワイルド・カード 』だった。必要最低限の人物描写でストーリーに無駄がなく、それでいて、主人公ニック・ワイルド(ジェイソン・ステイサム)の人生観をきっちり浮き上がらせることに成功している。アクションとアクションを繋ぐ流れが実に自然だし、まず間違いなく、これまでのジェイソン・ステイサム主演映画の中で最高傑作だろう。
ちなみに、ニックが銃器を使わず、身近な道具を武器にして敵を倒すのは、デンゼル・ワシントン主演
『 イコライザー 』を思わせる。もっとも、アクションのキレやアクションシーンのわかりやすさは『 ワイルド・カー ド 』が一枚も二枚も上手だ。
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