睡眠薬の再登板

前回の日記を書いてから数日後、例の「4番打者の薬」がついに覚醒した。
手の震えが驚くほど気にならなくなったのである。
その前兆として緊張感を覚えることがあったが、それもほとんどなくなった。
完全に消えた訳ではないが、当初に求めていた改善基準はクリアできたと言える。
問題はこの状態をいかに維持できるかである。

昨日の通院。
結果、薬を継続することになった。
変更からまだ2週間しか経っていないことと、他に試せる薬がないからである。
体を薬に適応させるという意味ではベストな判断かもしれない。
しかし、最近は睡眠がやや不安定である。
薬が一因と考えられるが、その短所を補うために睡眠薬を使うことになった。
寝不足対策ではなく、憂いをなくした状態で薬の純然たる効果を見るためである。

睡眠薬の使用は実に久しぶりである。
一番軽いタイプのものだが、おかげさまで昨夜はぐっすり。
最近では夜中に何度も目を覚ましていたが、昨夜は一度だけだった。
快眠は素晴らしい。
期間限定のささやかな幸せである。