ある方から「ラマナアシュラム公式サイト」日本語版の「宿泊」についてのページに不具合がある旨の報告を受けた。
アシュラムへの「滞在許可」を申請するメール・アドレスをクリックすると各自のPCのメールソフトが起するのだが、この時に肝心のアドレスの
先頭に余計な文字が入っていて、気がつかぬまま送信すると結局間違ったアドレスなので弾かれてしまう・・・ということであった。
この件を早速「日本語版」制作担当のF氏に報告し、修正を施していただいたので現在は大丈夫である。
・・・というよりもあらためてシステムがリニューアルされ、該当のメールアドレスをクリックすると、オリジナルのメールフォームが立ち上がり表示されるので、そちらから「滞在申請」を送る・・ということになるようだ。↓
http://www.sriramanamaharshi.org/ja/ashram/accommodation/
一方で別の方から、
「日本語版のページから滞在申請のメールを送る場合は、日本語でメールを書いても良いのでしょうか?」
という質問を受けたことがあるのだが、残念ながらメールは「英文で書く!」が正解である。
これまでこの日本語版のページに、「メールは英文で書く」ということが表記されていなかったのでそのような誤解を生むことにもなっていた・・・と思われるため、
この点についてもF氏にお願いして、その旨も追加掲載していただけることになった・・・数日中には反映されるはずである。
また最近あるリピーターの方がなんと15年ぶりにアシュラムを訪問するということになって「滞在許可申請」メールを送ったのはよいが、
15年ぶりの訪問実現の感激のあまり、がしゃがしゃとして筋だっていない(受け取る側から見ればあんまり意味のない)、まるで「友人に宛てた」かのような長い内容を一方的に書き送ってきたので(笑)、
しっかりとした英文でありながらもその内容に「何じゃこりゃ?」的に困惑したドクター・ムルティ(ゲスト管理責任者)から、私に「解説を求められる」一幕もあった・・私は英語が不得意なのだけどねえ。
・・・たとえばこの方の場合、もっとも肝心な「いつアシュラムに到着する予定なのか?」がすっぽ抜けているのですなあ(空港に到着する日は書かれているが)。
「異性の友人」と一緒に来る・・というのはわかるが、さて「ダブルルーム」でも良いのか?「シングルルーム」を2つ欲しいのか?・・もわからない(まあ普通の「友人」だとすれば後者であろうけども)。
複数メンバーで訪問の場合は特に異性との関係性をしっかり明記しておかないと、「単なる友人・知人」なのに「ダブルルーム」に放り込まれたりした話もあるし、
・・・これはメールを受け取るのはインド人なので「日本人の氏名」だけでは性別が判断できない・・のが原因で、「Mr.」か「Mis.」などを付けるなりして明確にしておいた方が良いだろう。
あるいは逆に婚姻していないため「姓の違うライフパートナー」がその「姓の違い」で判断されて別部屋にされる・・可能性もある(インド社会では「姓の違うライフパートナー」という事はかなり特殊であり馴染みがないのだ)。
アシュラムに滞在許可申請をする・・というのは当然ながら、「ホテルを予約する」のとは次元の違う話である。
もちろんここの特徴として基本的には誰でも受け入れてもらえるし、参加が義務づけられている行事などは全くない上に、アシュラムが企画するセミナーとレクチャーとかプログラムもないし、「起床」・「就寝」時間も決められていない。
・・・故に、「いかように滞在生活を送るか?」というのは訪問者個々人の自覚に任されているわけだが、だからといって「何でもかんでも好き放題・やりたい放題」でよろしい、というわけではないのざんすよん!!!
インドならではそして宗教施設ならではの、「不文律」のマナーやエチケット・・というようなものはやはりここにも存在するのであり、基本的にはそれは「常識」でもあるからそれほど明確に告知されていない・・だけである。
一見自由なように見えて、ゲストとして「訪問・滞在」している人物が「どういう生活を送っているか?」は実は案外しっかり見られている(チェックされている)・・のも事実であり、それはアシュラム外での行動にも及ぶので「要注意」だったりもするのだよ(笑)。
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