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2014年09月26日18:26

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「囚人」もなかなか悪くない?

 
今日の朝食の時に座した場所というのが、新食堂壁面中央にディスプレイされているラマナの大きなお写真の「真正面」だった・・・

これは意図してもなかなか難しいだけに、時にこのように「偶然」その位置に座することになると、何だかそれだけでありがたく感じてしまうのですなあ・・・。


そして今度は夕食の前のことである。

私は夕食については3日に一度の割合でアシュラムの食堂で「フルーツ&ミルク」を頂いているのだが、その「フルーツ」というのは大概の場合「小さなバナナ3本」なのですな(季節によってはバナナ以外のこともあるが)。


で、たまに「フルーツサラダ」が供せられることもあるのだが、私の場合「3日に一度」なのでそれに当たるかどうか?・・は大変確率が低いのである(笑)。



でまあ、最近は「そろそろフルーツサラダが食べたいものだ・・」と感じていて、夕食前にラマナの墓前で「あのう、そろそろフルーツサラダが食べたいです」なんぞと図々しくお祈りしてから食堂に行ったら、

なんとまあ、今夜はその待望の?「フルーツサラダ」だったのざんすよん!!



実は最近になってまたまた「やはり北インドに行くのが面倒だよなあ・・」という気持ちが再燃して払拭しきれなくなりつつある・・(笑)

昨年の滞在もそういう気持ちが支配的だったのだが、帰国便のチケットをデリー発にしてあったため、やむなくデリーまで行かざるを得なかったのだが、今回は「片道チケット」での入国なのでいくらでも自由が効くわけでもある。



さてさて、アシュラムに出入りしていて何が楽しいか?というと、「真面目にきっちりと瞑想する」よりも実は案外・・・

「各ホールでただぼんやり座って、とりとめのないことをあれこれ考えている」

ことだったりするのですなあ・・・まあこれは「アートマ・ヴィチャーラ(真我の探求)」としては「道草的邪道」なのざんすけどね(笑)



で、しばしば思うことなのだが、

「私は何だってここにいるのかなあ・・・?」

なのですなあ・・・そりゃいくらだって理由はひねくりだせるのだが、そんなものは「後付け」ざんすからね。


「アルナーチャラの元に滞在する」

という話題はこれまでに何度も書いているが、その在りようは信奉者それぞれによって千差万別であり、どのケースであっても単に「その信奉者の個人的な意志だけでそうなっている」とは言い得ないざんすね。


私の場合もまた然り、それは極めて「変梃な」これまでの成り行きの結果なのざんすよ。


私はあんまり真面目な修行者でない・・のは今更ここでいうまでもなく皆さんご存じの通りである。大体「アートマ・ヴィチャーラ(真我の探求)」なんてものに、「自分がどこまで本気で興味があるのか?」自体不鮮明であるからな。


この業界?に関わり合っていると、当然ながら「悟りを開く」という命題に真剣に取り組んでいらっしゃる方ばかりなのだが、私自身はそういうことには「さあて、どんなものなのかしらん?」と「懐疑的である」というのが正直な感想である。



となると、やはり「バクティ」の方が向いてるのだが・・・しかしこれってかなりのところ「単なるオタク」的営為とさほど変わらないのだよ。


大体自分が興味があって「好きで好きでたまらない!」対象・・なんてものになら、いくらでも寝食を放り出してでも取り組めるものざんしょ?


私は少年時代から「感動・感激」した対象に、「とことんのめり込む」というまことに質の悪い性格の持ち主なのである・・それに加えて人様より多分に「表現能力」に恵まれているので、

自分がのめり込んでしまった対象について「書いたり・話したり」し始めると際限がなくなってしまう・・のですなあ(笑)


でまあ、その対象はあれこれあるのだが現在のところは2つに集約されますな・・左様、「ラマナ」&「美代ちゃん」なのだねえ!!



さて当地での信奉者間での言い回しとして有名なものに、

「アルナーチャラの囚人」という言葉がある。

・・・要するにサットグルであるラマナ=アルナーチャラ(このイコールであるところの実感がわかるか否か?・・ポイントかもしれない)に捉えられて、なかなかこの地から離れ難くなってしまう状態をそう表現するのざんす。


囚人というのは当然「刑期」があるわけで、それが各自のカルマと資質に基づいて決められているのですな(決して「個人の意志」で決まるものではない!)・・・私の場合は「囚人」と言っても中・長期的なスパンで「出たり入ったり」を繰り返す、懲りない「常習犯」といったところなのだが(笑)



本物の監獄に収監された経験はないのだが、「慣れてしまうと住みやすい」とも言われますな・・少なくとも収監されている限りにあっては「ご飯と雨露をしのいで寝る場所」が保証されているわけだから、娑婆で苦労するよりも(「前科者」に世間は冷たいから・・)監獄の方が良い、なんて考え方もあるらしい。



かくして娑婆としての「北インド」に出かけるよりも、このアルナーチャラという監獄で安逸に惰眠を貪りたい・・・という生来の怠け者である私は、

「今回の刑期が延長されないかな?」なんぞと期待しちゃったりする今日この頃であるよ、

・・・ラマナがご馳走してくださるのは何も「フルーツサラダ」だけではないざんすからねえ(爆)

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