[3343]
2月26日水曜日はクルマで日帰りの厚岸→浜中→根室出張だった。
根室での仕事を終えたら17時をちょっと過ぎていた。
この日は昼飯時間帯にはまだ根室に着いておらず、変わった名前のメニューがいろいろある独特の食文化がある根室で食事はしていなかった。
釧路まで帰るとクルマで2時間ちょっと掛かるから、釧路に帰る頃夕飯にちょうどいい時間になるのだが、せっかく根室に来たんだから根室にしかないものを食べておきたい。
そこで、夕飯にはかなり早いが根室で食べて帰ることに決め、根室商工会館1階にあるレストラン「ニューかおり」へ。
根室のご当地名物メニュー「スタミナライス」の元祖の店で、久しぶりに寄るとスタミナライス系のメニューを食べることが多い.
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1850618016&owner_id=18367645
ところが、スパゲッティメニューにも気になるメニューがあるのだ。
店員に尋ねてみたら、「サンバード」というのはいわゆるスパカツで、「マリナーラ」はシーフードスパゲッティだそうなので釧路にもあるメニューと名前が違うだけである。
ところが、聞いたことのない名前のもう1つのメニュー、「フロレンテン」は、メニューの別のページに写真付きで紹介されており、説明に「ハヤシとホワイトソースがぴったり合います」などと書いてある。
そんなメニューは釧路で食べたことないし、ハヤシとホワイトソースとは旨そうだから今回はその「フロレンテン(1000円)」を食べてみようと注文。
見た感じはグラタンみたいだが、なぜか目玉焼きが乗っており、つけ合わせに人参のグラッセとサヤエンドウが添えられている。
量は多くはなく普通だ。
早速食べてみると、イタリアンレストランで出すようなアルデンテの「パスタ」ではなく、あくまでも柔らかい「スパゲッティ―」にホワイトソースと限りなくデミグラスソースに近い味のハヤシソースが絡んで結構旨いな。
ん?
ハヤシソースの中から何か出てきたぞ。
スライスされたマッシュルームは当然として、シイタケやメンマまで出てきた。
違和感は感じるものの、味の邪魔はしていない。
3分の1くらい食べたあたりで、半熟の目玉焼きの黄身の膜を破いて黄身を絡めて食べる。
洋風なんだか和風なんだかよく分からないが、おいしくいただき完食。
根室の変わった名前のメニューはいろいろ食べてきたが、まだ知らないメニューがあったんだな、根室の食文化は奥が深いな。
ログインしてコメントを確認・投稿する