会いたくなかった

数日前から、主婦さんとの関係が終わった日を思い出したりしていた。
関係も終わって、いろんなものは失ったし。もう２年近くなる。

どんな終わり方でも結局は傷ついたとは思うけれど、何とも腑に落ちない終わり方で、未だに思い出すとちょっと怖くなる。

人のことなんて信じるんじゃなかったと、今も少し思う。

恋愛に対して自分が抱く期待や妄想は大きくて。
それだけに、関係を持つことは最後まで悩んだのでした。
あんなあっけなく終わりにされて、あんな言葉を浴びせられて。

あんな目に会うなんて、思っていなかった。

最後にちゃんと会って話がしたかった。
せめてそれだけ叶えてほしかった。少しでも傷が浅くなればと思ってました。
何度もお願いしてそのたびに何度も傷ついて、結局傷跡を大きくしただけだった。お互いに嫌な思いで終わるだけだった。

先日の、送別会に主婦さんの姿がありました。
来るという話も聞いていなかったので、不意打ちだった自分はだいぶ取り乱して。
それで、先日のようなつぶやきでした。

なんていうか、またしばらくどうにもならないことを思い願い、死にたいと思って死ねなかったという惨めな気持ちも思い出し。

あれがなかったら、まだ会社にいることができたのだろうか。
まぁ、それはどっちでもいいや。

どうしてたら良かったのか、それは未だにちょっと思うところ。

もう少し、友達でもいたら違うんでしょうかね。
聞いてもらったりしてもらうのは、だいぶ違うんでしょうね。

関係が始まる時にここでのそういう仲間をだいぶ失った。

でもまぁ、全部ひっくるめて自分にとっては避けられないことだったと思うし、いい経験だったと思う。
思うんですけどね、それでもね。

ひっかかることはありますよね。

送別会であんな形で会うぐらいなら、会いたくなかった。
最後の別れは二人きりでさせてほしかった。

せめて叶わないなら、会いたくなかった。