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2013年10月28日01:34

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希望の国

最近、地獄で何が悪いが
各方面から大絶賛されている
園子温監督の映画、希望の国を見た。

私は園子温監督の冷たい熱帯魚
ヒミズはまだ見ていない。
なんとなーく、最初に見るなら
この作品にしようと思っていて
iTunesでレンタルした。

お話は長島県という
日本の架空の県の農村の近くにあった
原発が地震で水蒸気爆発し
主人公の酪農一家が住む村まで
立ち入り禁止区域に指定されるところからはじまる。

主人公は30歳の酪農家の長男
そしてその嫁、父と認知症の母
父と母は禁止区域にずーっと
住み続けるが主人公は嫁をつれて
県外の町へ引っ越す。
嫁が妊娠してから、まるで病気のように
放射能に過敏になりガイガーカウンターを
片手に防護服をきながらスーパーに行ったり
するようになる。旦那である主人公は
避難区域に住む父母を呼び出そうとするが
2人は断固として家を離れない。

主人公は嫁の不安を軽くするためにも
別の県へ引っ越す。
父と母は家で猟銃で心中するという…

お話でした。

私も以前、自分で原発が壊れて
そこに住ん生た人たちが他の場所にも行けず
夢といえば除染作業員しかない学校を
舞台にしたストーリーを書いた。

彼らは普段シェルターに
防護服をきて生活をしていて
気の葉っぱが一枚でも落ちていると
汚染されてると騒ぐ人たち。

実はシェルターのそとの
放射線量は低くなっているという
噂を聞いて主人公の少年と少女はシェルターを
飛び出してむかしじぶんたちが住んでいた
街に向かう。そこには放射能量は平均であった
主人公の父は原発を覆う壁を作る仕事をしいた。
一ヶ月前、とつぜん白血病で倒れた。
彼は父親のぬくもりも、顔もよく知らない
防護服を生まれてから脱いだことがなかったから。

シェルターに住む人々はそとのせかいに
反面、助成金ももらっており
なかなかそとのせかいに戻れない。

主人公は戻れるという
ことを伝えると子供達が
防護服を脱いで外に飛び出して行った
というお話でした。

私は放射能というものは
地球のあらゆるところにあって
存在し被曝してるのに
原発問題がクローズアップされてから
放射能=悪という根も葉もない噂が
世間に広まってしまったのは
誤解だと言わざるおえない。

放射能=悪ではない
それは理解の仕方で変わるものだと私は
思っている。

希望の国という作品は最初から
最後まで放射能は悪なのか善なのか
曖昧な観点で語られている。
あの病気になった奥さんも
あなたからも放射能は出てるんですよ!
って教えてあげれば救えたような気がする。

ずーっと避難区域に陣取って
最後は心中した夫婦も、それでよかったのかなぁ
というの私の感想。旦那さんが認知症の奥さんを
殺すなんて…だめです。それは愛する人に
することじゃない旦那さんは嫌でも
認知症の奥さんをつれて村を離れなければ
いけなかった。じゃないと希望がない。

一連して問題提起はなされているけそ
それをどう解釈するのか曖昧で
私はこの終わり方のどこに希望があるんだか
さっぱりわからなかった。

自分で作った話の方が
まだ希望があったような気がした。
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1792775541&owner_id=522149

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