今月の歌舞伎座は義経千本桜の通し上演
名場面のみはこれまでもありましたが
昼夜通しは珍しいのではないでしょうか
ワタシも平日に行けるようになったので
とはいうものの一日で全幕はちと厳しいから
昨日は昼の部、今日は夜の部と2回に分けました
昨日の伏見稲荷鳥居の場は若手キャストによるもの
義経の従者四天王は兄弟と従兄同志で演じられ
中でも種之助君が小柄で凛々しくてよかった
その他の場面はベテラン勢が演じましたが
吉右衛門の知盛や仁左衛門のいがみの権太はともかく
菊五郎の狐忠信は(昨日が71歳の誕生日で)
さすがに息切れがしており動作も気の毒
最後の宙乗りもありませんでした
また女形ベテランというのもビジュアル的に無理がある
藤十郎の静や東蔵の若葉の内侍は「青江のママ」の出来損ない
という感じ(青江のママは若いころは美男だったらしいけど)
それでもやはり千本桜は楽しい芝居です
鮨屋の場面は泣けました(どうも涙もろくて)
来月は忠臣蔵の通し上演
お目当ては松緑の定九郎です(松緑のファンなんです)
こちらの方は夜の部だけでいいかな
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